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がん関連の健康情報を見極める力を養う「IHC-Cプログラム」

インターネット上にはがんに関する情報が溢れていますが、中には誤解を招くものも少なくありません。そこで開発されたオンライン学習プログラム「IHC-Cプログラム」の有効性を探るパイロット試験が行われ、その実施可能性と参加者からの高い受容性が示されました。研究チームは今後、より大規模な試験への移行が可能と結論づけています。



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がん関連の健康情報を見極める力を養う「IHC-Cプログラム」

IHC-Cプログラムの試験で何が分かったか

がん患者やその家族・介護者が、健康情報を批判的に評価する力(クリティカルシンキング)を身につけることを目的とした4週間のオンライン学習プログラム「Informed Health Choices-Cancer(IHC-C)プログラム」について、パイロット段階の無作為化試験が実施されました。

その結果、プログラムの実施は技術的に可能であり、参加者からの受け入れられやすさ(受容性)も高いことが示されました。また探索的な分析では、プログラムを受けたグループで批判的思考・意思決定に関するクイズの得点がやや高い傾向も見られました。

ただし今回はあくまでパイロット試験であり、効果を断定するにはより大規模な研究が必要です。

IHC-Cプログラム研究の対象と方法

この研究はオンライン形式のパイロット無作為化試験として実施されました。対象となったのは、現在がん治療中の患者、がんサバイバー、インフォーマルケアギバー(家族や友人などの非公式な介護者)、そしてがんと関わりを持つ人々など、がんの影響を受けた18歳以上の成人です。参加者は1対1の割合でランダムに「介入群」と「待機リスト対照群」に振り分けられました。

介入群が受けたIHC-Cプログラムは、4週間・全9ユニットで構成されるオンライン学習プログラムです。健康情報を批判的に読み解き、より良い健康上の意思決定を行うためのスキルと知識の習得を目指して設計されています。

主要評価項目はプログラムの「実施可能性」(募集・継続率・遵守率・技術的な実現性・データ収集のプロセスなど)と「受容性」(参加率・参加負担感・全体的な受け入れられやすさ)でした。副次評価項目としては、介入後のeヘルスリテラシー(オンライン健康情報を活用する能力)、批判的思考・意思決定スキルが測定されました。


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IHC-Cプログラムの試験結果

合計43名が試験に登録され(介入群22名、対照群21名)、これは事前に設定した募集目標の72%に相当しました。介入群のうち91%がプログラムのプラットフォームにアクセスし、64%が全9ユニットを完了しました。試験後のアンケート回答率は介入群で64%(22名中14名)、対照群で81%(21名中17名)でした。

プログラムを完了した参加者における受容性は、量的・質的の両方の評価指標において高い結果を示しました。一方、eヘルスリテラシーのスコアは両群ともに高く、天井効果(スコアが上限付近に集中してしまう現象)が生じたため、2群間に統計的な差は認められませんでした(Hodges-Lehmann中央値差:-1.0、95%信頼区間:-5.0〜1.0)。批判的思考・意思決定クイズの得点については、探索的分析において介入群のほうがやや高い傾向が見られましたが(中央値差:1.0、95%信頼区間:1.0〜2.0)、スコアの分布は上限付近に集まっており、解釈には慎重さが求められます。

IHC-Cプログラムの生活への示唆

この研究は、がんに関わる人々がオンラインプログラムを通じて健康情報の読み解き方を学ぶことの可能性を示した初期段階の試験です。今回の結果から、プログラム自体は技術的に提供可能であり、参加者にも受け入れられやすいことが示唆されました。

ただし、今回の試験は参加者数が43名と少なく、効果を科学的に証明するには十分な規模ではありません。研究チームは、参加継続を促す工夫や評価指標の改善を加えたうえで、より大規模な試験を実施することが次のステップとしています。がんに関する情報を日常的に目にしている患者・家族・介護者にとって、このような批判的思考スキルを養う機会が将来的に広く提供される可能性があるかもしれません。

出典

Psycho-oncology(2026 Aug)
Improving Critical Appraisal of Cancer-Related Health Information: A Pilot Randomised Trial of the Informed Health Choices-Cancer Programme.(PubMedで見る)

本記事は紹介した研究結果を分かりやすくまとめたものであり、特定の症状や病気に対する診断・治療を推奨するものではありません。健康上の不安がある場合は医師にご相談ください。本記事はAIによる翻訳・要約を活用して作成し、公開前に運営者が内容を確認しています。詳細は「制作プロセス開示」「免責事項」ページをご覧ください。

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