ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

筋膜はがしのツボを押すことで肩こりが解消する

肩こりを解消するツボは首や肩や背中にあるわけではありません。というのも、筋膜の癒着が肩こりの原因になっているからです。じつは筋膜はがしのツボがあるのは鎖骨の下。そこにテニスボールを当てて、手の平でボールを転がせば肩こりを解消することができるのです。



スポンサーリンク
筋膜はがしのツボを押すことで肩こりが解消する


スポンサーリンク

筋膜の癒着で肩こりが発生する

筋膜は筋肉を覆っている薄い膜。全身の筋肉はこの筋膜でつながっていて、動作の連動性を生んでいます。筋膜だけを体の中に残したとしても、体の形がしっかりと作られるほどです。

じつはこの筋膜が癒着してしまうことで肩こりはおこっています。筋膜は筋肉の使いすぎや運動不足、長時間同じ姿勢で過ごすことで、筋肉に癒着してしまうのです。

筋膜の癒着は筋肉の連動を阻害して、動きにくい体になってしまいます。いわば、皮膚の下にスキニージーンズをはいているようなものです。これが筋膜の癒着で肩こりが発生するメカニズムです。


スポンサーリンク

筋膜はがしで肩こりを解消する

このため、肩こりを解消するには癒着した筋膜と筋肉を引きはがす「筋膜はがし」が必要になります。そして、その筋膜はがしに有効なのがツボをマッサージすることなのです。

筋膜はがしのツボがあるのは鎖骨の下あたり。鎖骨の斜め下にある、押すと痛みを感じる箇所になります。この筋膜はがしのツボをマッサージするならテニスボールが効果的。ボールを当てて手の平で押しながら転がします。

筋膜はがしのツボのマッサージは押したときの痛みがやわらぐまで続けましょう。オフィスで座りながら、はたまた自宅でくつろぎながら、肩に重さを感じたら、筋膜はがしを試してみましょう。

■「筋膜はがし」おすすめ記事
筋膜はがしは髪の分け目を変えることでもできる
筋膜はがしとエクササイズでぽっこりお腹を解消

■「筋膜」おすすめ記事
筋膜のシワがほぐれてもすぐにこる肩こりの原因
肩こり治療が根本的に変わった筋膜という概念
ストレートネックの症状と固くなった筋膜の関係

■「肩こり解消」おすすめ記事
治らない肩こりの原因は目のズレだった!?
肩こりの原因は肩甲骨が背中側に移動したから!?
噛み合わせのずれが頭痛や肩こりの原因になる
TCHが肩こりの原因!舌に歯型があったら要注意
肩こりの原因は日本人2人に1人「隠れ斜視」かも

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事



目次