血圧が高い人は朝食に和食を食べてはいけない
心不全や脳梗塞など突然死の原因となるのが高血圧。日本人の2人に1人、60歳以上のシニア世代では2人に1人が高血圧といわれています。そんな血圧が高い人は、朝食のときは和食を避けるべきなのです。『ジョブチューン』で紹介されていました。
血圧が高い人の塩分摂取量の目標
日本人は塩分を摂ると血圧が高くなる傾向があります。そして、和食はじつは塩分をたくさん含んでいる食事。このため、血圧が高い人は朝食に和食を避けると、血圧が安定するのです。
典型的な和食の塩分量を見てみましょう。ご飯に味噌汁、塩鮭に納豆、漬物というメニューなら、塩分は味噌汁で2g、焼き鮭で2g、お漬物で1.5g、納豆はたれを使うと0.5g。合計で6gです。
ここで血圧が高い人の塩分摂取量の目標は1日6g未満。朝食ですべて摂取してしまう計算になります。血圧が高い人は、1日3食のうち1食だけでも、和食でないメニューを食べるのがおすすめなのです。
血圧が高い人は1週間だけ減塩
血圧が高い人は朝食だけでなく、しょう油や味噌の減塩も大切。じつは減塩をすると、少しの塩分でも敏感に反応するようになります。とはいえ、いきなり減塩するのが難しいもの。そんなときは1か月のうち1週間だけ減塩するのです。
この減塩生活のサイクルを続けていると、減塩から普通の味付けに戻したときに、しょっぱいと感じるようになります。濃い味に慣れた舌を戻すことが大切なのです。
なお、血圧が高い人には1日コップ3杯のぶどうジュースもおすすめ。ぶどうジュースのポリフェノールは血管を広げます。このため、血圧が下がるのです。ポリフェノールと聞くとワインでもよい気がしますが、ポリフェノールはよいものの、血圧の面からするとアルコールの摂りすぎはよくありません。
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