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朝食抜きダイエット1週間で効果が現れたやり方

たった1週間で効果が現れて、とっても簡単にできるダイエット方法を紹介しましょう。それが「朝食抜きダイエット」です。そのやり方は文字どおり、朝食を抜くというもの。ただそれだけで1日の摂取カロリーを大幅カットできます。とはいえ、やり方は簡単でも誰もが成功できるわけではありません。どうすれば朝食抜きダイエットが1週間で成功させられるか…その秘密を紹介します。



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1週間で効果が現れた「朝食抜きダイエット」


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朝食抜きダイエット1週間ですっきりのやり方

この朝食抜きダイエットを実際に試してみればわかりますが、1週間もすればウエストのお肉やあごのたるみ、頬骨付近の脂肪などがすっきりしてきます。それもそのはず、1日の摂取カロリーを大幅に制限できるからです。

人間は歳をとるとともに基礎代謝が下がってくるもの。若いころと同じ量の食事を摂っていたら太る一方。余分なカロリーがお腹まわりのお肉となっていきます。そんなときにこそ「朝食抜きダイエット」の登場です。

そのやり方は単純に、それまで食べていた朝食を食べなくするだけです。いきなり抜くのがきつい場合は、フルーツやヨーグルトなど徐々に軽いものに変えていくのがよいでしょう。もちろんいきなり抜くことができるなら、その方法でも問題ないでしょう。


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朝食抜きダイエット1週間は早めの昼食

そして、1週間で効果が出る朝食抜きダイエットの最大の課題は「空腹感」。ダイエットを始めた当初は、午前中のお腹がなるほどの空腹感がキツイのです。この空腹感を乗り越えられるかが、朝食抜きダイエットの成功のカギといえます。

ここで知っておきたいのは、空腹の状態というのは成長ホルモンが分泌されて代謝が活発になる…ということ。とくに内臓脂肪といわれる、お腹の内側の脂肪がよく燃やされているのです。

とはいえ慣れないうちは、昼食を11時30分など早めに摂るようにする朝食抜きダイエット1週間のやり方もOK。慣れてくれば、12時や13時など通常の時間まで我慢できるようになってきます。大切なのは、どれだけ空腹感を長引かせられるかどうかです。

朝食抜きダイエットは昼食を多少早めに


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朝食抜きダイエットで1週間で効果を出す

もう1点、朝食抜きダイエットが1週間で効果が出るかどうかの課題となるのが「間食」。じつは、夕方くらいにも空腹感の波が襲ってくるのがこのダイエットの特徴です。1日の摂取カロリー自体を抑えているのですから、仕方がありません。

朝食抜きダイエットは1週間といわず続けている限り、午前中と夕方の空腹感は、ずっと付いて回る誘惑です。このダイエットを続ける限り、なくなることはありません。いかに空腹感を前向きに捉えて付き合っていけるかが成功の秘訣です。

その意味では、成長ホルモンは美肌や若返りの効果も期待できます。このため「この空腹感こそがダイエットとエンチエイジングに効いている!」と信じ込むことも大切。強い信念こそが朝食抜きダイエット1週間の成功の早道です。


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朝食抜きダイエットは歴史的に正しかった

朝食を我慢するだけで1日の摂取カロリーを大幅カットできるのが朝食抜きダイエット。とはいえ、朝食抜きダイエットにはなんとなく体に悪そうなイメージがあるもの。しかし、じつは歴史的に見ても正しいという側面も持っているのです。

1日3食しっかり食べることが人間本来の食生活…というイメージがあります。しかし、じつは1日3食という食生活が定着したのはいわゆる近代に入ってから。それまでは1日2食が当たり前でした。

実際、いまから千年以上前の平安時代、清少納言は「大工が昼に食事。何ともおかしい」と書き残しているほど。平安時代には、肉体労働者しか昼食をとらなかったことを示しています。

江戸時代になると少しずつ1日3食が普及しますが、武士はかなり遅くまで1日2食を通しました。いわば朝食抜きダイエットに近い食生活を送っていたようなものです。世界的に見ても、1日3食が浸透したのは近代になってからになります。


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朝食抜きダイエットは体のリズムに合致

朝食抜きダイエットは、消化・吸収にかかわる体のリズムにも合っているという側面も見逃せません。就寝中はいわば断食状態。睡眠中に休んでいた胃腸にいきなり朝食を流し込むのは負担になるという考え方です。

また、起床したあと血液は本来、腎臓や大腸などの解毒・排泄に使われるべきもの。しかし、朝食を摂ることによって血液が胃腸の消化・吸収に集中。すると、体の中に老廃物や毒素などの汚れが溜まりやすくなってしまう側面もあります。

朝食抜きダイエットは人間の歴史のなかでは当たり前の食生活といえるかもしれません。自然治癒力や免疫力が高かった当時の生活のほうが、むしろ健康的という見方もあるでしょう。これが朝食抜きダイエットに賛否両論ある理由です。

朝食抜きダイエットが体のリズムを整える


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朝食抜きダイエットが筋肉量に与える影響

理想の体型を目指して、筋トレをしながら朝食抜きダイエットを実践している人も多いでしょう。朝食抜きダイエットは手軽に摂取カロリーを抑制することが可能。合わせて筋トレをすれば、基礎代謝も上がってボディラインもシェイプされます。しかし、朝食抜きダイエットは筋肉をつけるのには逆効果なのです。

筋肉は、水を除くとほとんどがタンパク質からできています。そして、タンパク質は常に分解と合成を繰り返しているのです。すなわち、筋肉は常に分解と合成を繰り返しているといえます。

通常は、分解される量と合成される量が等しいために、筋肉量に変化はありません。ここで理想の体型を目指して筋肉をつけるには、合成される量が分解される量を上回る必要があるわけです。

ここで、筋肉の分解と合成は1日のなかでも細かく変動しています。じつは筋肉の分解と合成は、食事のリズムとシンクロしているのです。空腹時は合成よりも分解が優位になり、食事を取ると分解よりも合成が優位になっています。

朝食抜きダイエットは金幾両を減らす可能性


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朝食抜きダイエットで筋肉の分解が進む

具体的には、朝起きたときは空腹状態のため筋肉の分解が進行。ここで朝食をとることで、筋肉は分解から合成へと転じます。一定時間で食事している1日3食こそが、1日における筋肉の分解と合成は釣り合った状態なのです。

もし朝食抜きダイエットをしていたら、朝食からランチを食べるまでの時間はダラダラと筋肉の分解が進んでしまいます。食事時間が不規則になったり欠食したりすると、分解と合成のリズムが崩れてしまうのです。

つまり、筋肉をつけるためには1日3食のリズムが大切ということ。朝食抜きダイエットで空腹時間が長いと、分解が優位になって思うように筋肉をつけることができません。朝食抜きダイエットは筋肉をつけるのには逆効果となる側面もあるのでした。


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朝食抜きダイエット1週間で想像以上の効果

とはいえ、実際に朝食抜きダイエットを実践してみて気づくのが、抜いた朝食のカロリー以上に痩せられているとうい実感です。うまくはまると、何かの病気かと疑ってしまうくらい、1週間で想像以上にウエストまわりがほっそりしてくるからです。

朝食抜きダイエットが抜いた朝食のカロリー以上に痩せられる理由は、アメリカ発祥の「8時間ダイエット」と同じ効果が期待できること。8時間ダイエットは、1日8時間の間なら何をどれだけ食べてもOKというダイエット方法です。

8時間ダイエットは朝7時に朝食を食べたら、午後3時までに3食を食べ終えます。食べる量は気にせずに、8時間のあいだに好きな分だけ3食を摂取。一方で、残りの16時間は何も食べないダイエット法ともいえます。正しくは「16時間ダイエット」というべきかもしれません。


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朝食抜きダイエットでスリムウエスト

人間は空腹になると、血液中のブドウ糖や血糖が減少。エネルギーの燃料として、脂肪が使われるようになります。食べない16時間のあいだに脂肪を燃焼できるからこそ、8時間は好きなだけ食べてもよいというわけです。

たとえば朝9時に朝食を食べたら、夕方5時までに3食。12時に1回目の食事を食べたら、夜8時までに最後の食事を済ませるのです。朝食抜きダイエットは、結果的に8時間ダイエットを実践しているのと同じことなのです。

筋トレと糖質制限などのダイエットを並行してやっているけど、お腹周りがなかなか痩せないという人は、ぜひ朝食抜きダイエットを試してみることをおすすめします。ある程度の筋肉が付いている状態で、朝食抜きダイエットを始めれば、金幾による消費カロリーが大きい分、お腹周りの内臓脂肪がどんどん燃焼して、スリムなウエストに大変身するはずです。

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