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パタカラ体操をやらないとおこるさまざまな弊害

いま口輪筋の筋力低下によって口呼吸になる人が増えています。そこに加齢による唾液分泌量の低下が加わると、さまざまな弊害がおこるのです。そんな口呼吸を改善するのが「パタカラ体操」。口輪筋を鍛えるとともに唾液分泌を促します。パタカラ体操をやらないとおこる弊害について見ていきましょう。



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パタカラ体操をやらないとおこるさまざまな弊害

パタカラ体操で人間本来の鼻呼吸

人間は本来は鼻呼吸する動物です。口呼吸は体にさまざまな弊害をもたらします。鼻というのは加温や加湿、空気の浄化に大きな役割を果たしているからです。そんな口呼吸を改善するのがパタカラ体操になります。

パ・パ・パ・パ…と16回、タ・タ・タ・タ…と16回、カ・カ・カ・カ…と16回、ラ・ラ・ラ・ラ…と16回発音。そして「パ・タ・カ・ラ」を4回発音したら、早口で「パタカラ」を4回発音するのです。

パタカラ体操をやって鼻呼吸になれば、空気中のホコリや有害物質を鼻毛や粘膜に付着させて鼻水で排出できます。さらに空気を湿らせて温める役割が鼻にはあるのです。鼻呼吸なら、きれいで温かく適度に湿った空気が取り込めます。

パタカラ体操をやらずに口呼吸放置

しかし、パタカラ体操をやらない口呼吸では、乾燥した空気がそのまま体内へ入ってしまうということ。ウイルスも入りやすくなります。このため上気道感染症、いわゆる風邪を引きやすくなるのです。

そのほかにも、気管支炎や重症な肺炎、扁桃炎をおこす頻度も高くなります。この扁桃炎の中でもタチが悪いのが扁桃周囲膿瘍です。これは扁桃腺の周囲に膿みが溜まってしまう病気。放置すると致命的な病気にもなりかねません。

また、パタカラ体操をやらずに口呼吸を放置すると、慢性扁桃炎から全身のさまざまな病気につながる可能性もあります全身のリンパ組織の中で、扁桃だけが体の外部に存在。扁桃が外敵に触れる機会が多くなると免疫システムが疲弊してしまうため、免疫系の異常がおこりやすくなるからです。

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