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「パタカラチェック」で誤嚥性肺炎を予防する

パタカラチェックとは、パ行・タ行・カ行・ラ行を声を出して読み上げること。飲み込み力が衰えているかのチェックができると同時に、飲み込み力を鍛えるトレーニングにもなります。パタカラチェックで誤嚥性肺炎を予防しましょう。『駆け込みドクター』で紹介されていました。



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「パタカラチェック」で誤嚥性肺炎を予防する


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パタカラチェックで飲み込み力を確認

通常、口の中には300種類以上の細菌が存在。嚥下障害になると唾液と混ざり合ったこれらの細菌が肺に流れ込み、炎症を引き起こします。これが誤嚥性肺炎です。

誤嚥性肺炎の原因ともなる嚥下障害のチェック方法を紹介しましょう。「食事中や食後にむせたり咳がよく出る」「食後に痰がからまりやすい」「まわりの人で食事の好みが変わった」「夜咳込んで目が覚める」です。1つでも当てはまると嚥下障害の可能性があります。

そんな誤嚥性肺炎にもつながる飲み込み力を確認する方法もあります。それが「パタカラチェック」です。


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パタカラチェックで誤嚥性肺炎の予防

飲み込み力が衰えると、パ行・タ行・カ行・ラ行がうまくいえないといいます。「パピプペポ、タチツテト、カキクケコ、ラリルレロ」を発音するのです。

また、パタカラチェックは飲み込み力を鍛えるトレーニングにもなります。誤嚥性肺炎の予防にも効果があるので、ぜひ実践してみましょう。

また、誤嚥性肺炎の原因の1つに歯周病菌もあります。予防には歯と歯茎の間にある溝をしっかり磨き、細菌のエサとなる食べかすを溜め込まないことが大切です。パタカラチェックと合わせて誤嚥性肺炎を予防しましょう。

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