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皮膚がんとほくろはよく見るとまったく違うもの

ほくろをいじると皮膚がんになるといわれたのは昔の話。皮膚がんとほくろはまったくの別モノ。よく見ると、皮膚がんとほくろはまったく違っています。そんな皮膚がんの中でも悪性度の高いのがメラノーマ。そこで、メラノーマを見分けるポイントを紹介しましょう。



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皮膚がんとほくろはよく見るとまったく違うもの


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皮膚がんとほくろを見分けるポイント

皮膚がんであるメラノーマは、ほくろやしみによく似ているもの。このため、発生したことに気づかないことがあります。そこで、皮膚がんとほくろを見分けるポイントを紹介しましょう。

皮膚がんは次第に大きくなるという特長があります。ちなみに、ほくろやしみは急に大きくなることはありません。次第に大きくなるほくろは、皮膚がんの初期症状の可能性があります。

皮膚がんは、輪郭が左右対称かどうかでも見分けることが可能です。ほくろはどこかに線を引くと左右対称ですが、皮膚がんは輪郭が左右非対称。これは皮膚がんがデタラメに成長していくためです。


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ほくろが急に大きくなるのは皮膚がん

成長するにつれて形がいびつになることも、皮膚がんの初期症状を見分けるポイント。普通のほくろは丸くて、境界が鮮明になっているものです。しかし、皮膚がんは形がいびつで、周囲がギザギザしています。

色に濃淡が出てくることも、メラノーマの初期症状を見分けるポイント。ほくろは色にムラがなくて均一なもの。しかし、メラノーマは色の染み出しがあったり濃淡があるのが特徴。茶色や黒などいろいろな色が混ざっています。

皮膚がんの中でもメラノーマは転移するスピードが速いことが特徴。皮膚がんが7mmになったら転移している可能性が大です。ほくろが急に大きくなるなど変化に気づいたら皮膚がんの可能性もあります。皮膚科の専門医を受診しましょう。

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