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便秘の人は「くも膜下出血」になりやすい!?

発症するとおよそ50%の確率で死に至るといわれる「くも膜下出血」。じつは「便秘の人」はくも膜下出血になりやすいことをご存じですか? 3月8日放送『ジョブチューン』の「医者ぶっちゃけSP!病気の常識を覆す!!」で紹介されていました。



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「脳卒中」は大きく分類すると「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」にわかれます。その患者数は現在「124万人」。中年世代の5人に1人が発症するといわれています。なかでも、くも膜下出血は脳の血管にできる「動脈瘤」と呼ばれるこぶが破裂して、脳内出血をおこす病気です。

そして、このくも膜下出血になりやすいのは「便秘の人」だとか。便秘がちな人はイキむと血圧が急に上がってしまうからです。正常な血管は血圧の4~5倍でも耐えられますが、動脈瘤の壁はすごく弱いため少し血圧が上がると破れたりするきっかけになってしまいます。

また、イキみすぎると「失明」する可能性があるとか。網膜の血管が弱い人はイキむことで網膜の血管が破れて、眼底出血をおこすことがあるのです。

眼底出血をおこすと、血液は血管から外に出ると毒として働いてしまうため、モノを見る細胞を壊していきます。そうすると、見え方が急に悪くなるのです。なかには家族とケンカして、怒って大声を上げた途端に、急に目が見えなくなった…という事例もあります。

■3月8日放送『ジョブチューン』
【医者ぶっちゃけSP!病気の常識を覆す!!】

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