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筋膜リリースのやり方は圧をかけた後に伸ばす

ガンコな肩こりを治すのが筋膜リリース。癒着した筋膜のシワを伸ばすことで、肩こりを根本的に治します。ただし、筋膜リリースは、ただ単に伸ばしているわけではありません。筋膜リリースのやり方を詳しく見ていきましょう。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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筋膜リリースのやり方は圧をかけた後に伸ばす


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筋膜リリースのやり方は確認しながら

筋膜のシワを伸ばすもっともベーシックな手法が筋膜リリースです。ストレッチは筋肉を一方向に伸ばすものですが、筋膜リリースは制限を開放・解除するという施術になります。

筋膜にシワがよっているというのは、正方形の付箋紙に数ミリ程度の山折りのシワがタテ方向やヨコ方向から1か所できているような状態。このような筋膜のシワが寄る場所が各筋肉には1か所必ずあるのです。

この筋膜のシワをどの方向にほぐしていくと平らになるのかを、確認しながら行うのが筋膜リリースのやり方。シワがるところに挟み込むようにして手を置いて、筋膜まで圧を加えたあとにゆっくり伸ばしているのです。


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筋膜リリースで筋力にも変化があった

ただし、ただ単に伸ばしているわけではなく、どの方向が一番ほぐれるかを探りながら行うのが筋膜リリースのやり方。実際に筋膜リリースを受けると、動かす手をよりも大きく、中のほうがうんと伸びている感じがわかるのです。

実際、筋膜リリースによって、筋肉にどのような変化が出たのかを調べてみました。まずは筋肉の硬さ。施術前と施術後とで血流量の変化を見てみると、施術後のほうが明らかに赤い部分が増えています。

筋力にも変化がありました。肩を上に動かす筋力を測定してみると、筋膜リリース前は41㎏だったものが、施術後は76㎏に増えています。筋膜のシワで阻害されていた筋肉の動きが戻り、本来の力が出るようになったのです。

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