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ストレートネックの症状と固くなった筋膜の関係

いま、とんでもなくガンコな筋膜のシワを作ってしまう人が急増しています。その原因の1つはスマートフォンなどを使うときの姿勢が原因でおこるストレートネックです。首や肩の周辺にとんでもない異変を引き起こすことがあります。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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ストレートネックの症状と固くなった筋膜の関係


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ストレートネックの症状を引き起こす

ツラい肩こりに悩んできた女性は、痛みがひどくなってきたなと感じたのは3~4年前だとか。姿勢を保つのが困難なぐらいの痛みを感じて、病院へ行ったといいます。診察を受けた女性は驚愕の事実を知らされました。

なんと首の骨が変形してしまっていたのです。本来、首の骨はゆるやかに前方に湾曲しているもの。ところが女性の首はまっすぐ。ストレートネックと呼ばれる症状だったのです。

電子部品メーカーで働く女性は、仕事中はずっと前かがみ。しかも、休み時間もスマホを抱えてやはり前かがみの姿勢です。いったいなぜこの姿勢が、肩こりやストレートネックの症状を引き起こすのでしょう?


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ストレートネックの症状は筋膜による

ストレートネックの症状が引き起こされるのは、頭の付け根の後頭下筋群ががんばらなくてはいけなくなってしまうからです。パソコン作業やスマホを操作するときの姿勢は、後頭部付近の筋肉に負担をかけて硬直します。

すると、硬直した部分がひっかかるためあごを引くのを難しくなり、あごが上がった状態になるのです。この状態で正面を見ようとするとき、首全体を前に曲げる癖がついてしまいます。

その結果、おこるのがストレートネックの症状。あごが前に出て頭の重さが前方にかかってしまうため、それを支えようとする首の後ろの筋肉が常に緊張。首から肩にかけての筋膜が固くなって、コリがだんだん強くなるのです。

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