ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

皮下脂肪を落とすならアウターマッスルを強化

三段腹やわき腹のたるみは皮下脂肪が原因です。しかし皮下脂肪は、内臓脂肪に比べてなかなか落とすことができないのが特徴。そんな皮下脂肪を落とすなら、近くにあるアウターマッスルを鍛えるのが効果的です。それが「8秒アイソメトリック」という方法になります。



スポンサーリンク
皮下脂肪を落とすならアウターマッスルを強化


スポンサーリンク

皮下脂肪は落とすことが難しいもの

体脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪に大きく分けられます。内臓脂肪は消費されやすい一方で、皮下脂肪はエネルギーとして消費されにくいもの。このため皮下脂肪は落とすことが難しいというのが常識です。

しかし、皮下脂肪近くにある筋肉を動かして刺激を与えることで、ピンポイントで脂肪を落とすことが可能。皮下脂肪は文字どおり、皮膚の下に付いた脂肪になります。その近くにある筋肉となると、深層にあるインナーマッスルではなく表層筋と呼ばれるアウターマッスルです。

そこで、仕事の合間や自宅でくつろぎながら皮下脂肪を落とす筋トレを紹介しましょう。それが「8秒アイソメトリック」になります。アイソメトリックとは等尺性筋収縮とも呼ばれる筋トレです。

皮下脂肪を落とすならアウターマッスルを強化


スポンサーリンク

皮下脂肪を落とす筋トレは8カウント

アイソメトリックは、胸の前で両手を合わせてグッと押し合って、胸の筋肉を鍛える運動がよく知られています。筋肉をあまり動かさずに負荷をかけるトレーニング法のため、場所も時間も選ばず手軽にできることが特徴です。

このアイソメトリックを、腹筋のアウターマッスルである腹直筋に対して行うのが皮下脂肪を落とす方法。腹直筋とはみぞおちから恥骨までを結ぶ縦長の筋肉です。いわゆる「腹筋が割れる」という筋肉になります。

さっそく皮下脂肪を落とす筋トレ「8秒アイソメトリック」を詳しく紹介しましょう。この筋トレは立っても座っても構いません。8カウント数えながら行います。


スポンサーリンク

1か月で皮下脂肪を落とすことが可能

まず上体の力を抜いて軽く背筋を伸ばした姿勢から、1~4カウントで腹直筋に力を入れながら軽く背中を丸めてください。手は腹直筋の上に置いて、実際に腹直筋が硬くなっているかを確認します。

5~8カウントは背中を丸めた姿勢をキープ。腹直筋にさらに力を入れます。このとき息は普通に呼吸して構いません。8カウント数えたら、元の姿勢に戻ります。これを10回繰り返すのです。

8秒アイソメトリックは10回1セットにして1日1回以上行えば、1か月で皮下脂肪を落とすことが可能。筋トレ自体は簡単なので、1日に何回やってもOKです。

■「皮下脂肪」おすすめ記事
膝の痛みの原因「皮下脂肪」をつまんで治す
皮下脂肪の落とし方は「つまんで燃焼させる」

■「脂肪」おすすめ記事
標準体重なのに脂肪肝!?「NASH」って何?
悪玉コレステロールの元凶は「飽和脂肪酸」
アディポネクチンを増やすには脂肪量を増やす!?
尋常性乾癬に肥満は厳禁!過剰な内臓脂肪が原因
インスリン抵抗性の原因は「内臓脂肪」だった
内臓脂肪の落とし方は空腹を少し我慢しての食事
内臓脂肪を減らすなら歩きを運動に変えればよい
内臓脂肪レベルを減らすチャンスは空腹感だった

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事



目次