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深い呼吸をすると健康だけでなく美容にも好影響

深い呼吸をすると、健康だけでなく美容に好影響を与えます。深い呼吸の目安は、日本呼吸器学会によれば1分間に12~20回。深い呼吸には1回あたり3~5秒の時間をかける必要があるということ。ふだんの呼吸が3秒以下という人は要注意です。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



深い呼吸をすると健康だけでなく美容にも好影響


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深い呼吸でない人は体調に問題

実際、街頭でふだんの呼吸の深さを18~70歳の女性27人にストップウォッチで測ってもらいました。すると、平均の呼吸の長さは2.66秒。27人中18人が3秒以下の深い呼吸ではないという結果になったのです。

そして、深い呼吸でない3秒以下だった人のほとんどは冷え性や動悸、疲れやすいなどの何らかの体調に問題を抱えていました。一方、もっとも呼吸が深い女性は5.15秒。体調は非常に良好だといいます。

じつは、深い呼吸ができるようになれば、お肌のトラブルが改善して見た目も若々しくなれたり、激しい運動をしなくても自然と痩せやすい体になったりするのです。さらに、免疫力がアップして病気知らずの体になれるといいます。


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深い呼吸で肩こりや冷え性も改善

そもそも私たちの人間の体は、脳も心臓も筋肉も内臓もすべて、酸素を使ってエネルギーを作って動いています。深い呼吸をするということは、それだけたくさんの酸素を取り入れているということ。新陳代謝が上がって痩せやすい体になるのです。

加えて、深い呼吸でどんどん新しい皮膚ができて肌が艶やかになります。内臓が活発に働けば免疫力が上がるため、病気になりにくい体になるでしょう。さらに、身体のすみずみまで酸素が行くと筋肉の疲労の回復がどんどん早くなります。肩こりや冷え性も改善する可能性があるのです。

知らず知らずのうちに深い呼吸をしなくなる理由に、スマホなどのデジタル機器の普及があります。以前は腕を広げて新聞を読んでいだりしたもの。それがいまや、スマホでニュースを見るため多くの人が前かがみ状態です。こうして、深い呼吸ができなくなっていくのでした。

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