ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

大腰筋の鍛え方はタオルを足にかけて負荷にする

大腰筋の鍛え方というのはなかなか難しいもの。というのも、大腰筋はいわゆるインナーマッスルであるため直接、手で触れることができません。大腰筋は意識しづらい筋肉なのです。そんな難しい大腰筋の鍛え方には、タオルを使ったエクササイズがお手軽。効果的に大腰筋を鍛えられます。



大腰筋の鍛え方はタオルを足にかけて負荷にする


スポンサーリンク

大腰筋の鍛え方はアイソメトリック

大腰筋は背骨の腰部から大腿骨をつないでいるインナーマッスル。歩くときなどに足を引き上げるときに使われます。タオルを使った大腰筋の鍛え方は、この足を引き上げる動きを負荷をかけて行うというものです。

じつは、筋肉の鍛え方には2タイプあります。関節を動かしながら筋力を発揮する「等張性収縮」と、関節を動かさないで筋力を発揮する「等尺性収縮」です。等張性収縮はいわゆる筋トレ。ダンベルを持って腕を曲げ伸ばすような鍛え方です。

一方の等尺性収縮は、アイソメトリック収縮とも呼ばれる筋肉の鍛え方。胸の前で手を合わせて押し合うことで、大胸筋を鍛える方法がよく知られています。タオルを使った大腰筋の鍛え方は、このアイソメトリック収縮の筋トレです。


スポンサーリンク

大腰筋の鍛え方は幅広く対応できる

タオルを使った大腰筋の鍛え方は、仰向けになって行います。片足を上げたら、タオルを太もものひざ寄りにかけてください。この体勢でひざを手前側に引き寄せながら、両手でタオルを足先側に押すのです。片足10秒ずつ、3セット行います。

タオルを使った大腰筋の鍛え方は、椅子に座った状態でもトレーニング可能。椅子に浅く腰かけて、太もものひざ寄りにタオルをかけたら、ひざを上に持ち上げながら両手でタオルを下に押すのです。片足10秒ずつ、3セット行います。

自分の脚力と腕力と体重を使って行うのが、タオルを使った大腰筋の鍛え方。体力のない高齢者から、体力に自信のあるアスリートまで幅広く対応できるエクササイズなのです。ぜひチャレンジしてください。

■「大腰筋の鍛え方」おすすめ記事
大腰筋を鍛える「歩幅1.5倍」ウォーキング
大腰筋トレーニングはイスに座ってできる!
大腰筋トレーニングは階段飛ばしが効果的!

■「大腰筋」おすすめ記事
大腰筋ストレッチになるでんでん太鼓の動きとは
大腰筋ストレッチでインナーマッスルが復活

■「インナーマッスル」おすすめ記事
高齢者もOK!インナーマッスルを強化する体操
認知症が改善!インナーマッスルで脳が活性化
高齢者もイスに座って実践!インナーマッスルの鍛え方
フラダンスで15kg減!インナーマッスル効果
腰痛改善インナーマッスルが脊柱起立筋と腸腰筋

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事



目次