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中性脂肪が基準値でも動脈硬化は進む人がいる

健康診断で中性脂肪が基準値でも、動脈硬化が進んでいる人がいます。なんと、中性脂肪やコレステロールなどの数値に何も異常がなくても、動脈硬化が進行している人がいるのです。はたして、どうやって異常は見つけられるのでしょうか? 『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。



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中性脂肪が基準値でも動脈硬化は進む人がいる

中性脂肪が基準値なら安心していた

健康診断で問題がないとされると多くの人は安心しますが、じつは健康診断で捕まらないタイプの血管を老化させる病気を持っている人がいます。通常の健康診断では、中性脂肪やコレステロールをはじめ、血糖や血圧などの数値が基準値内であれば、動脈硬化はそれほど進んでいないと考えるのが常識でした。

ところが、こうした通常の健康診断では発見できない隠れた異常を持つ人がかなりの数いることが判明。最近、それが問題になっているのです。それでは、どうすれば隠れた異常を発見できるのでしょう?

ある特殊な方法で血液を調べることで、その異常が目に見えてわかるといいます。今回行うのは2回の血液検査。1回目は通常の健康診断と同様、前日の夜9時から何も食べずに過ごして当日の朝に血液を採取します。

その後、揚げ物たっぷりの食事をしてもらったあとに血液を採取。1回目と2回目で血液の状態がどう変化するのかを調べます。採った血液は遠心分離機と呼ばれる機械にかけられ、10分間高速回転。すると、血液がクッキリと3層に分離します。

中性脂肪が基準値内なら血清が透明

下の赤い部分に含まれているのは赤血球や白血球、血小板など結球成分と呼ばれるもの。真ん中にある白い層は、上と下をきれいに分けるための分離剤で血液ではありません。

そして、上の部分には黄色みがかった部分は血清と呼ばれる成分。ここにコレステロールや中性脂肪、血糖といった成分が含まれているのです。

注目すべきは、動脈硬化にかかわる成分を含む血清部分。健康な人であればきれいに透き通っていますが、もし異常がある場合は白く濁ってしまうのです。じつは白く濁って見える正体こそ中性脂肪なのでした。

中性脂肪が基準値以内であれば、きれいに溶けているため透き通っています。しかし、基準値を超えて増えてしまうと、溶け込んでいた中性脂肪があふれて、白く濁って見えるのです。

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