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アルツハイマーが記憶障害を伴う理由とは?

65歳以上の「4人に1人」が「認知症」と「認知症予備軍」といわれています。その認知症の中でも、もっとも多いのが「アルツハイマー病」です。アルツハイマー病のメカニズムを解説します。5月13日放送『林修の今でしょ!講座』の「認知症・アルツハイマー病2時間SP」で紹介されていました。



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アルツハイマーが記憶障害を伴う理由とは?

アルツハイマー病は脳が萎縮する病気

アルツハイマー病のほとんどは「血液検査」ではわかりません。症状が進んできたときに、磁気と電波を利用して脳の断面を撮影する「MRI」によって診断されるものです。

そして、アルツハイマー病は脳がだんだん萎縮していってしまいます。MRI画像で見てみると、健康な人は頭蓋骨に脳が詰まっていますが、アルツハイマー病の人は頭蓋骨内に黒い空間が点在。これは脳が萎縮することで、脳みそのシワがどんどん開いてしまった状態です。

とはいえ、このように明確に差がわかるのはアルツハイマー病がかなり進んだ段階。初期段階ではMRIを撮っても、なかなか差がわかりません。少なくとも脳の萎縮がわかるのは、発症してから「15~20年」経過してからです。

アルツハイマー病が記憶障害を伴う理由

アルツハイマー病で脳が萎縮してしまう原因は、記憶を伝達する役割を持つ「神経細胞」の脇にたまってくるたんぱく質「アミロイドβ」にあります。アミロイドβは、脳内の神経を結ぶ「シナプス」を攻撃。シナプスがダメージを受けると、神経細胞の中のたんぱく質「タウ」が蓄積されて、神経細胞が死滅してしまうのです。

そして、神経細胞は記憶を作っている細胞。この細胞が障害を受けることによって、3時間前の記憶を保持できなくなというるわけです。これがアルツハイマー病が記憶障害を伴う理由です。

このように、アミロイドβがアルツハイマー病の真犯人。これが溜まらないようすればよいので、治療の最大のターゲットはアミロイドβが溜まらないようにすること。そのような薬が日夜、開発されていることになります。

■5月13日放送『林修の今でしょ!講座』
【認知症・アルツハイマー病2時間SP】

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