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脳血管性認知症は「感情失禁」が典型的な症状

「脳血管性認知症」は、脳血管の障害が原因でおこる認知症です。なかでも多いのが脳梗塞。脳梗塞とは脳の血管が詰まり、細胞が壊死する病気です。そのため記憶や判断を司る部分が障害を受け、認知症を引き起こすといいます。7月27日『駆け込みドクター!』の「認知症の新常識SP」で紹介されていました。



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脳血管性認知症は「感情失禁」が典型的な症状

脳血管性認知症の感情失禁とは

脳血管性認知症の症状は認知機能が低下するだけでなく、怒りっぽくなったり、うつ状態になりやすくなります。この脳血管性認知症の典型的な症状は「感情失禁」とも呼ばれています。

場違いな大笑いしたり、ちょっとしたことで泣き出してしまいます。さらに怒りが抑えられないなど感情のバランスが崩れてしまうことを指すのです。

さらに進行の仕方については、アルツハイマー型がゆっくり症状が進むのに対して、脳血管性認知症の場合は少し「まだら」です。ある程度急速に進む場合もあれば、そのあとゆっくりになったり…。そして、また早くなったりと、段階的に変化しやすい特徴があります。

このように脳血管性認知症は、症状が突然出たり収まったりするため、別名「まだら認知症」とも呼ばれるのです。

脳血管性認知症の予防策

脳血管性認知症の予防策としては、脳梗塞を発症しないことが一番。じつは、一年を通して脳う梗塞がもっともおこるのは「夏」なのです。

ちなみに脳梗塞の前兆として「片手だけ力が入らない」「突然ろれつが回らなくなる」「視野の異常」があります。

片手だけ力が入らないのは、持っていたペンや箸を落とすなど細かい手作業に支障が出るもの。ろれつについては急に滑舌が悪化したり、下を向くと片方がよだれが出てしまうような症状です。視野の異常は、カーテンで急に幕を引かれたような…というのは、脳梗塞の患者が共通していうといいます。

さらに、脳梗塞の簡単チェック法があります。それは両方の手のひらを上向きにして、肩の高さまで上げるというもの。目を閉じてそのまま10秒間キープしてください。このとき、もし片方の手が下がってきたら、脳梗塞の可能性があるのです。

■7月27日『駆け込みドクター!』
【認知症の新常識SP】
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