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三半規管の機能低下によるめまいをツボで治す

頭がボーっとしたりフワッとしたりする「めまい」の症状は、三半規管の機能低下に原因があります。そんなときに活用したいのがツボ。耳の後ろにあるツボを押すことで、三半規管によい刺激を与えて平衡感覚を調整してくれます。めまいを正常に戻してくれるツボの位置と押し方を見ていきましょう。



三半規管の機能低下によるめまいをツボで治す


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三半規管の機能低下によるめまい

耳の奥にある三半規管のなかにはリンパ液が入っています。体が傾くと中のリンパ液が傾くことで。脳が傾きを近くする仕組みです。めまいがして頭がグルグルするときは、平衡感覚を調整する三半規管がうまく機能していません。

そんな三半規管の機能低下によるめまいは、耳の後ろにあるツボ「竅陰(きょういん)」を押すと症状が和らぎます。この竅陰は、耳が聞こえにくいときにも効果があるツボです。

三半規管のめまいに効く竅陰は、耳の後ろにある穴という意味。三半規管によい刺激を与え、平衡感覚を調整してくれます。頭と目の痛みに効果があり、耳のトラブルやこむら返りなどにも効果アリです。


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三半規管を整えるツボの押し方

三半規管に刺激を与える竅陰のツボの見つけ方は、耳の後ろにある出っ張った骨である乳様突起の先端から探っていきます。骨に沿って後ろ上方をたどっていったところにあるくぼみがツボです。

三半規管を整えるツボの押し方は、両手で頭をつかむようにして親指を竅陰に当てます。そして、後ろから前に骨に指を引っ掛けるようにして押すのです。左右同時に行います。3~5回ほど押してください。

ツボ押しで大切なのは、正しい位置を見つけることだけでなく、正しい角度で押すこと。見つかったツボの位置に指を当て、骨のキワに指を押し込んで、そこから押し上げるように押すのです。イタ気持ちいい感覚が正しい角度になります。

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