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正しい座り方をしないと首への負荷が5倍になる

正しい座り方をしないと肩や腰の筋肉が凝り固まって、肩こりや腰痛の原因となってしまいます。さらにひどくなると、影響は骨にまで及ぶのです。正しい座り方をしないと、圧迫骨折をおこすこともあります。とくに、頭を肩より前に出した姿勢の座り方は要注意です。『今でしょ講座』で紹介されていました。



正しい座り方をしないと首への負荷が5倍になる

正しい座り方とそうでないときの違い

実際に、頭を肩より前に出した姿勢の座り方をしている人に体のどこに不調があるかを聞いてみると、半数以上が肩や首に痛みがあると答えました。本来であれば胸の筋肉と首・背中の筋肉で姿勢を保つものです。

それが、頭が肩より前に出した姿勢の場合、胸の筋肉が縮こまって首・背中の筋肉が伸びている状態。正しい座り方をしないと、背中側に筋疲労が溜まってしまって、肩こりやストレートネックなどの疾病につながっていくのです。

驚きなのは、正しい座り方とそうでないときの首が支える頭の重さの違い。頭の重さはボーリングの球くらいの重さで5~6㎏ほどあります。首の角度がまっすぐ0度の正しい姿勢であれば、首にかかる負担は5~6㎏ということです。

正しい座り方をしないと溜まる筋疲労

これが首が少し前傾して15度になると、首にかかる負荷は12㎏と倍になります。この15度という角度は、例えばイスに座って本を読んでいる状態。これだけで首にかかる負荷が2倍になっているのです。

これがスマホなどを操作するときのように首の角度が60度になると、首にかかる負担は27㎏相当になります。これは小学校3年生の体重と同じ。正しい座り方をしないと、児童を頭に乗せているのと同じような負荷がかかっているのです。

27㎏というとペットボトルにして14本分。これだけの量を支えていることを想像すれば、首にかかる負担が相当なものであることがわかるでしょう。これは腕をついて支えにしていても変わりません。

正しい座り方をしないと、首の後ろの筋肉は見えないところで釣り竿のように頭を引っ張っていないといけないのです。これで虚血状態になって、筋疲労が溜まっていくことになります。

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