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大腰筋トレーニングで腰痛が治るメカニズムとは

大腰筋トレーニングには、ダイエット効果があることが知られています。じつはそれ以外にも、さまざまな健康効果が期待できるのです。なんと、大腰筋トレーニングは肩こりや腰痛を改善する効果できます。大腰筋トレーニンによって背骨のS字カーブが復活して腰痛や肩こりが治るです。



大腰筋トレーニングで腰痛が治るメカニズムとは


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大腰筋トレーニングでS字カーブ

じつは大腰筋が太いと、腰痛の発生率が低いというデータがあります。ふだんから大腰筋をよく使っていたり、大腰筋トレーニングしたりすることで、背骨の腰の部分に当たる腰椎のS字カーブがキープされるためです。

背骨は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、そして仙骨と尾骨という構成。頚椎のところが前に反り、胸椎のところが丸まっています。そして、腰椎のところで再び前に反って、仙骨と尾骨のところで丸まっているのがS字カーブです。

このS字カーブがさまざまな衝撃や負荷を吸収しています。スマホ操作などでうつむきがちのためにおこるストレートネックは、頚椎部分のS字カーブがなくなってしまう症状。まわりの筋肉に負荷がかかって痛みが発生するわけです。


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大腰筋トレーニングで負担が減少

この背骨のS字カーブを維持するのに、深く関わっているのが大腰筋になります。大腰筋の最大の働きは背骨と骨盤の位置を正しく保つこと。大腰筋トレーニングでS字カーブが復活すると、腰痛を改善するわけです。

肩こりや首の痛みも、大腰筋トレーニングで治ることもあります。大腰筋の衰えでおこる骨盤の歪みは、骨盤から離れた場所ほど大きな歪みとなって現れるもの。積み木の下層が傾くと、上層ほど逆方向に大きく傾けるのと同じ原理です。

ここで大腰筋トレーニングで骨盤の位置を正常に保てば、まずは骨盤の歪みが解消します。すると肩や首への負担も減少していくため、痛みも徐々にやわらいでいくというわけです。

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