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舌癌(ぜつがん)の症状は口内炎と勘違いされる

気が付くと口の中に口内炎…多くの人が経験したことがあるでしょう。口内炎は口の中にできた傷口に細菌が入り込み、炎症を引き起こす症状。ビタミン不足などで口の中の粘膜が減少しているときに発症します。そんな口内炎と勘違いされるのが舌癌の症状です。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



舌癌(ぜつがん)の症状は口内炎と勘違いされる

口内炎と放っておいたら舌癌の症状

ただの口内炎だと放っておいたら、死につながる舌癌の症状だったという事例を紹介しましょう。28歳の男性は「いま思えば口内炎独特のしみたりする痛みがなかったので、少し違ったかも」とはいうものの口内炎と勘違いしていたと話します。

いまから2年前、保険会社の営業マンとして多忙を極める日々を送っていたある日のこと、下の側面に口内炎のようなできものを発見。多忙な生活のストレスのためか、ふだんから口内炎ができることはよくありました。

ただ、このときはいつもと違って、口内炎特有のしみるような痛みがなかったといいますできものを放置したまま1週間たちましたが、いつもは治るはずが消えていません。3週間たっても消えませんでした。

舌癌の症状は全身に転移することも

しかし、ただの口内炎と放っておいたらそれは舌癌の症状でした。放置したまま2か月が経過したころ、ついに自分の身におきている異変に気づかされることになります。偶然知り合った歯科助手の女性に、口の中のできものを診てもらいました。

すると「すぐ病院で診てもらったほうがいい」といわれたのです。このとき、口内炎と思っていたできものは発見時の2倍ほどに大きくなっていました。数日後、口腔外科を受診すると、入院して精密検査を受けることになったのです。

このとき、男性の身におこっていた異変は、典型的な舌癌の症状。舌癌とは舌にできるがんです。日本では年間に約4,000人が発症。首のリンパ節や肺への転移が多く、全身転移で死に至ることもある恐ろしい病気です。

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