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マラソンで突然死!その原因は「心室細動」

「不整脈」の中には突然死を招く危険なものがあります。それが「心室細動」です。心室とは、心臓の下側の部分。全身に血液を送り出すポンプの役割を担う場所です。4月13日放送『駆け込みドクター!』の「年間10万人が亡くなる突然死を防ごう」で紹介されていました。



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そもそも心臓は、電気が伝わって動くようになっています。しかし、心臓を動かしている電気系統が何らかの原因で混乱すると、規則正しい収縮を行えなくなるのです。すると、心室がブルブルと震えてけいれん状態に…。これが「心室細動」なのです。

心室細動がおきると血液を送り出せなくなるため、数秒で意識を失います。そして、この状態が続くと死に至るのです。じつは、心臓が原因の突然死のほとんどは、この心室細動をおこしているといわれます。

さらに、心臓の疾患を持つ人が運動をきっかけに心室細動をおこすことも多いのです。運動中は心臓を動かす電気の乱れがおきやすいといわれています。

代表的な例がマラソン。マラソン中の突然死は増加傾向にあり、ここ10年で127人が亡くなっています。また、子どもの場合はドッジボールなどの球技での事故も多いのです。胸にボールが当たり、その衝撃で心室細動がおこるケースもあります。

命に関わる不整脈である心室細動、重要なのは「時間」です。心臓がけいれんをおこして、まったく機能していない状態ですから、一刻でも早く治療しなければなりません。1分ごとに10%ずつ死亡率が上がるといわれるほどです。

とくに一刻を争うのが「脳」。血液が送られないと、脳細胞はわずか数分で死んでしまうのです。脳の場合は「3~5分」のあいだに脈が戻らない限り、脳全体にまったく血が行かない状態になってしまいます。

■4月13日放送『駆け込みドクター!』
【年間10万人が亡くなる突然死を防ごう】
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