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仕事と治療が両立できる「がんの夜間外来」

厚生労働省が発表した「働くがん患者」はなんと「32万人」。仕事をしながらがんの治療にあたる男性患者は「14万人」、女性は「18万人」に上ります。そして、働くがん患者の「3人に1人が離職」しているのです。3月30日放送『駆け込みドクター!』の「2人に1人がかかる病がんを知ろうSP」で取り上げられていました。



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離職の原因は、治療に時間を費やすためにそれまでのように働けないこと。自ら退職を選ぶ患者だけでなく、解雇される場合もあるといいます。しかし、働かなくては治療費は払えません。

そんながん患者の思いにこたえた場所があります。東京・江戸川区にある江戸川病院です。この病院には、全国でも珍しい「がんの夜間外来」があります。夜10時まで治療が受けられるため、仕事が終わってからでも通院が可能です。

夜間外来で治療にあたる医師は「毎日、日中休むのは無理。それなら死んだほうがいい」と、極端なことを言う患者もいるといいます。がんとわかった瞬間に長期プロジェクトから外されたり、出世が途絶えてしまったり…。経営者の場合には、株価や会社間のトラブルに発展することもあります。このため、自分の病気を隠さざるをえないのです。

働き盛りのがん患者のうち「30%」が「依願退職」、「17%」が「転職」、そして「17%」が「解雇」というデータもあります。

江戸川病院では、日本でも40数台しかない放射線装置を使って治療をしています。照射する時間はおよそ10分。夜の9時半までに来院すれば、治療することができるのです。

江戸川病院が夜間外来を始めたきっかけは医師からの提案です。その医師自身も、働くがん患者。「実際にがんになってみて、がん患者さんのことをわかっているのは自分自身。がんになって初めてわかった」と話します。

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