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甲状腺機能低下症の症状でうつ病と間違えられた

甲状腺機能低下症の症状でうつ病と間違えられた症例を紹介します。甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの分泌が低下。全身の細胞の元気がなくなります。脳の中での神経細胞も元気がなくなって、甲状腺機能低下症でうつ症状が出るのです。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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甲状腺機能低下症の症状でうつ病と間違えられた


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甲状腺機能低下症でうつ症状になる

東京都に住むシニア女性は3年間、重度のうつ症状に苦しんできました。家事もままならないほど気力が低下。ときには洗濯物も片づけられなくなるほどでした。

病院をいくつか回り、抗うつ薬も飲みましたが効果はありません。しかし、最後にたどり甲状腺の専門病院で、ようやく本当の原因がわかったのです。この女性の症状は甲状腺機能低下症でした。

甲状腺機能低下症になると、脳の中での神経細胞間のやり取りの元気がなくなります。ものを考えにくくなったり、意欲がなくなったり…。こうして、甲状腺機能低下症はうつに似た症状が出てくるわけです。


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甲状腺機能低下症の症状で抜け毛

甲状腺機能低下症の症状として知られているのが手足のむくみ。放っておくと心臓や内臓までむくませることになるものです。甲状腺機能低下症の症状には極度の冷え症というのもあります。

急な抜け毛も甲状腺機能低下症の症状の1つ。とくに、眉毛の外半分が抜けやすくなるのが特徴です。このほか、発汗現象や乾燥肌、便秘、疲労などもよくある症状になります。

甲状腺ホルモンは全身の60兆個の細胞に働いて、元気にさせているもの。なくなってしまうと、さまざまな症状が出てきてしまうのです。なお甲状腺機能低下症は、簡単な血液検査で診断可能。甲状腺機能低下症の疑いがあれば、保険も適用されます。

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