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脳卒中の症状で救命士に伝えるべき4つの情報

脳卒中で倒れたときに、医師よりも早く患者の症状を診るのが「救急隊」の人たち。じつは、命の最前線で患者と向き合う救命士ならではの脳卒中の大切なポイントがあります。万が一のときに備えて、しっかり準備をしておきましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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脳卒中の症状で救命士に伝えるべき4つの情報


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脳卒中の症状で救命士に伝える項目

脳卒中の症状で119番に電話した場合、場所の確認が取れ次第、救急車はすぐさま出動します。そして、救急車から通報者に連絡して患者の状態を把握。対応の準備をしながら現場に向かうのです。

そんなとき、救命士に伝えるべき項目があります。それが「いつ発症したか」「いままでの病気」「飲んでいる薬」「かかりつけの病院」の情報です。

家族が急に倒れたとき、落ち着いて行動するのは難しいものです。これらがスムーズに答えられるよう、ふだんからメモしておくとよいかもしれません。

脳卒中の症状で「頭が痛い」「激痛がする」といった場合、嘔吐を伴うこともあります。この吐しゃ物を飲み込んでしまって窒息してしまうこともあるので、横に顔を向けてそれらが流れ出るようにしておくこともポイントです。


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脳卒中の症状で救急車を待つ体勢

脳卒中の症状で救急車を待っているときは、患者を正しい体勢にしておかなければなりません。脳卒中の正しい体勢とは、まず片手を広げて広げた側へ体を横向きにします。もう片方の手は枕のように下側から顔の下に入れてください。

そして、顔の下に入れた手でアゴを上げて気道を確保。さらに、上側になるひざを前方の床に広げて体勢を安定させます。麻痺があればそちらを上にして横向きに寝かせるのが基本です。

嘔吐をしそうなときや意識がないときに、この正しい姿勢のまま待つようにします。大切なのは「アゴを上げて気道を確保する」こと。そして「ひざを広げて安定させる」ことです。

脳卒中の症状で「救命士に伝えるべき項目」と「待っている間の正しい体勢」については、もしものときのためにぜひ覚えておきましょう。

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