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高血圧でなくてもおきる新型の脳卒中とは?

脳の血管が詰まったり破れたりする「脳卒中」。その最大のリスクといえば「高血圧」でした。しかし、血圧がパーフェクトにコントロールされていても、脳卒中のリスクが6倍にもなってしまうことがあるとか。じつは、血圧が高くなくてもおきてしまう、新型の「脳卒中」があることがわかったのです。この新型の脳卒中の謎に迫りましょう。まずは、その実例を見てみます。



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高血圧でなくてもおきる新型の脳卒中とは?


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高血圧でなくても脳梗塞を発症した

2012年、ある女性(74歳)が謎の脳梗塞を患いました。ある朝、起きてまもなくトイレのドアがゆがんで見えたのです。そのまま様子を見ていたら、足元がふらつき転倒。病院に運ばれた女性は、治療を受けて一命は取り留めました。

しかし、この脳梗塞には大きな謎があります。この女性はふだんから人一倍、脳梗塞には注意を払ってきました。それは、自身の母親を脳梗塞で失っていたからです。高血圧にならないように、ふだんの生活も味噌汁は飲まないですし、漬け物も食べないようにして減塩もがんばってたのです。

「脳の中」にも謎がありました。病院に運び込まれたときのスキャン画像を見てみると、たしかに脳梗塞が白く映っています。しかし、ほかの箇所にも、知らないうちに小さな脳梗塞がおこっていました。女性が倒れる前からできていた出血や梗塞が14か所もあったのです。

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