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「脳卒中体質」は血圧が変動する人だった!!

高血圧でなくても発症する「新型脳卒中」は「脳卒中体質」と呼ばれる、ある特定のタイプの人に多く見られることがわかってきました。それは遺伝との関連は低いとされていて、年代としては50代から急激に増えるといいます。60代ではじつに4人に1人、70代では3人に1人がこの体質になっているのです。



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「脳卒中体質」は血圧が変動する人だった!!


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脳卒中体質は血圧計で測ることが可能

それでは「脳卒中体質」は、どうすれば見分けられるのでしょう? それは「血圧計」で測ることができるのです。

一見、正常な血圧のように見える「脳卒中体質」の人は、ある血圧の測り方をすると意外な数値が出るといいます。その測り方は、まず左手を血圧計に入れて測定。数値は上が「134」、下が「88」などと表示されます。この数値なら正常です。

そして、2回目の測定は「立って座って測る」を行うのです。健康な「脳卒中体質」でない人は、同じ「立って座って測る」を行っても、1回目と2回めとで、数値の違いはありません。再び血圧計に腕を入れて測定を行うと、数値は上が「151」で下が「94」などと、1回目とは違う数値に…。明らかに高血圧の範囲に入ります。


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脳卒中体質とは血圧変動タイプのこと

つまり「脳卒中体質」とは「血圧変動タイプ」のこと。こういった人は、じつは1日じゅう、ちょっとしたことで血圧が上がったり下がったりを繰り返しているのです。

「血圧変動タイプ」のチェック方法は「立って座って測る」をしたときに、元の数値より「15mmHg以上」上がったり、下がったりするかどうか。または、夜寝る前に測った血圧と、朝起きて測った血圧とを比べて、朝のほうが「15mmHg」以上高い場合です。

この「15mmHg」以上の変動を繰り返している場合は「血圧変動タイプ」の可能性が高いので注意してください。

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