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認知症を予防する「認知力アップデイケア」

患者が増え続ける「アルツハイマー病」。進行を止めたり、根治させる方法は見つかっていません。しかし「予防する」という試みが、いま注目されています。「認知力アップデイケア」に迫ります。2月12日放送『最新脳科学ミステリー“人間とはなんだ…!?”』で紹介されていました。



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認知症を予防する「認知力アップデイケア」

認知力アップデイケアで認知症を予防

筑波大学付属病院で1年前から始まった「認知力アップデイケア」。ここに集まってくる人々は、ある悩みを抱えています。彼らの多くが診断されたのが「軽度認知障害」。共通の症状は「物忘れ」です。

この軽度認知障害は、記憶力については正常とはいえないものの、判断力や計算の能力など一般的な知能は正常というというもの。単なる物忘れでもなく、認知症でもなく、その中間ともいえる病気です。

現在、軽度認知障害の患者数は国内で400万人。手を打たなければ、その半数がアルツハイマー病になると見られています。それを予防しようという試みが「認知力アップデイケア」なのです。

デュアルタスクが認知症予防の秘密

ある日に行われた午前のプログラムは「運動」です。体を動かすということは、脳と筋肉の連絡がしっかり行き来している証拠。筋肉を激しく動かしたときの痛いという刺激が、脳を活性化させるといいます。

そして、午後は「音楽」の時間。一見、よくあるデイケアの歌の時間に見えますが、参加者に即興で替え歌を作ってもらいます。そして、ここが大事なポイントでもありますが、作ったばかりの歌詞を思い出して歌ってもらうのです。「思い出す」と「歌う」という2つの課題を同時にこなすことで、記憶力を鍛えているのでした。

「デュアルタスク」という「多重課題」「二重課題」というものがあります。単に走るだけのジョギングではなく、なにがしかの知的な刺激を受けつつ運動をすることです。

たとえば、目の前に現れる数字を見て、奇数が出たら右足でジャンプ、偶数が出たら左足でジャンプするゲーム。数字を見て瞬時に判断する認知力と、ジャンプという運動を組み合わせています。

このように、複数の課題を同時にこなすことを「デュアルタスク」というのです。知的な刺激と運動が脳を活性化。ひいては認知症の予防につながっているのです。

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