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銀歯2本以上で発生するガルバニック電流とは?

銀歯や金歯が2本上ある人は口の中で電気が発生しているのをご存じですか? それがガルバニック電流という電気。しかもそれが原因で、銀歯や金歯がが溶け出してしまっているのです。『教訓のススメ』の「危ない病気からケチ度までSP」で紹介されていました。



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銀歯2本以上で発生するガルバニック電流とは?


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銀歯同士が唾液を介して接触して電流

銀歯同士が唾液を介して接触すると、そこに電気が流れます。それが「ガルバニック電流」です。いわば、口の中に電池が入っているのと同じ状態といえます。そして、電気が発生することで銀歯が溶け出すのです。

さらに銀歯が2本あるよりも、銀歯と金歯が1本ずつあるほうが事態は悪化します。違う種類の金属があるほうが、より強い電流が発生。まったく同じ金属であれば、まだ電流が弱いのです。なお、銀歯や金歯が2本以上というのは、セラミックの歯も含んでいます。セラミックの土台は金属だからです。

このように、銀歯をはじめとした金属の歯が2本以上ある人は、金属が溶けて全身に湿疹が出たり、自律神経のバランスが崩れる可能性があります。自律神経のバランスが崩れると、頭痛・めまい・腹痛・腸炎・生理痛など、あらゆる病気につながる可能性があるのです。


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銀歯によるガルバニック電流の対策

そもそも歯の詰め物に金属が使われていたのは、歯の代わりになる素材として金属がもっとも強度があって便利だったため。しかし、日本人の体質も大きく変わってきていて、とくに金属アレルギーの人が激増中なのです。予備軍も含めると、1千万人の日本人が金属アレルギーといいます。

銀歯によるガルバニック電流の対策は2つしかありません。電気を作らないか、電気を逃がすかです。とはいえ、すでに銀歯が2本以上ある人にとって、電気を作らないのは無理な話です。

ガルバニック電流の電気を逃がす方法は、お風呂上りに体が濡れている状態で足の裏を刺激すること。体が濡れている状態で青竹踏みなどを行うのもよいかもしれません。足が電気の逃げ道になり、アース効果で放電されるのです。

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