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歯性上顎洞炎の症状は「片方だけの鼻づまり」

「片方だけ鼻づまり」にとんでもない病気が隠れていることがあります。上あごの歯の根が副鼻腔内に飛び出して化膿している可能性もあるのです。4人に1人におこる「歯性上顎洞炎」を詳しく解説します。『ためしてガッテン』の「鼻水に潜むまさかの現代病」で紹介されていました。



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歯性上顎洞炎の症状は「片方だけの鼻づまり」

歯性上顎洞炎の原因となるのは奥歯

現代人は上あごの骨が薄くなっていて、痩せている状態です。縄文人の上あごの骨を見てみると、全体としてしっかりして厚さも違っています。この部分は「歯槽骨」と呼ばれる骨。固いものを噛めば噛むほど発達します。

現代人は柔らかいものばかり食べているため、この歯槽骨が薄くなっているのです。これが原因で、歯の根っこが副鼻腔に飛び出してしまう症例が多発。割合でいうと、4人に1人は歯が副鼻腔のほうに飛び出しています。

片方だけ鼻づまりの正式な病名は「歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)」。原因となるのは、前歯ではなく奥歯。成長する過程で上顎洞と呼ばれる副鼻腔に歯が突き出ていると、この病気になりやすいのです。

歯性上顎洞炎の治療は大きな病院

ただし、腹鼻腔に歯が突き抜けた状態でも、何もないという人はたくさんいます。ただし、歯のケアを怠って虫歯にずっとなっていると、歯性上顎洞炎となってしまう可能性があるのです。

歯性上顎洞炎の見分け方は「片方だけの鼻づまり」と「上あごの奥歯が痛い」の組み合わせ。片側だけ重かったり、鼻水が出たり、臭かったり…というときは要注意。その下の歯がしみたり、歯槽膿漏のように歯茎が腫れたりしていたら、歯性上顎洞炎である可能性が高くなります。

歯性上顎洞炎の治療は、鼻も悪くなるし歯も悪くなるため、歯科・口腔外科と耳鼻咽喉科の両方がある大きな病院がおすすめ。以前は蓄のう症でくくられていた病気が、現在はさまざまな病気に進化しているのでした。

■『ためしてガッテン』
【鼻水に潜むまさかの現代病】

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