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貧血対策ならプルーンより牛肉のほうが効果的

貧血対策にプルーンを食べるのは、プルーンに鉄分が多く含まれているためです。しかし、じつは鉄分が豊富に含まれている食材はほかにもいっぱいあります。その意味で、貧血対策にはプルーンではなく牛肉のほうがおすすめ。貧血に牛肉が効く理由を詳しく見ていきましょう。



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貧血対策ならプルーンより牛肉のほうが効果的


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貧血対策に推奨されるプルーン

じつは貧血対策に推奨されるプルーンより、牛肉のほうが鉄分が豊富に含まれています。牛肉100gには、ドライプルーン24個分の鉄分が入っているのでした。

そもそも牛肉の色が赤いのは鉄の色。つまり赤い肉であればあるほど、鉄分が多く含まれているということになります。

牛肉の赤身の多くは筋肉組織です。運動する部位であればあるほど赤くなっており、そのぶん鉄分が多く含まれていることになります。


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貧血対策にはなるべく赤い牛肉

しかも、同じ鉄分でも効率よく体に吸収されるものとそうでないものがあるのです。じつは果物や野菜の鉄分よりも、肉や魚の鉄分のほうが効率よく体に吸収されます。

鉄分の吸収率は、肉類が10~30%です。それに対して、野菜類は1~8%という数値。圧倒的に肉類の鉄分のほうが効率がよいのでした。

貧血対策ならプルーンを食べるより、牛肉を食べるほうが効果的。貧血対策には牛肉、それもなるべく赤い牛肉…というのが、これからの新常識といえるかもしれません。

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