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鉄欠乏性貧血がおきる原因は大きく3つあった

24時間365日、絶え間なく私たちの体をめぐり酸素や栄養を運ぶ「血液」。血液検査で調べられる項目はじつに2,000以上にも上ります。2児の母でもある坂下千里子さんの血液を調べたところ「鉄欠乏性貧血」と診断されたのです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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鉄欠乏性貧血がおきる原因は大きく3つあった

鉄欠乏性貧血の潜在的な患者数

まず問題だったのは「ヘモグロビン」。ヘモグロビンは酸素を体の隅々に運ぶ、いわば酸素の運搬約。このため、ヘモグロビンの量が少なくなると、体が酸素不足に陥り、さまざまな障害が引き起こされます。その基準値は「12.0g/dl」以上ですが、坂下さんの場合は「10.5g/dl」と下回っていました。

そして、とくに悪かったのが、体内の鉄分量を表す「血清鉄」。女性の平均値は「40mmg/dl」以上ですが、坂下さんの検査結果は「18mmg/dl」と半分以下。これでは完全に鉄不足です。

じつは、体の中の鉄分はヘモグロビンを作る大切な材料。つまり、坂下さんの血液は、鉄分が足りないために、ヘモグロビンが十分に作られていない状態だったのです。これらの結果から診断された病名が「鉄欠乏性貧血」です。

鉄欠乏性貧血は、その名のとおり鉄分の不足によっておこる貧血のこと。鉄欠乏性貧血の潜在的な患者数は、日本の女性の約6割にも上るといわれています。

鉄欠乏性貧血の原因は3つある

ひどくなると、少し動いただけでも息切れになったり、なかなか疲れがとれなくなったり…。さらには、めまいや立ちくらみが頻繁におこるなど、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

このまま鉄欠乏性貧血を放置していると、日常生活のふとしたときに意識が薄れ、失神してしまう可能性があるのです。時と場所によっては、命の危険に関わります。

こういった鉄欠乏性貧血の原因には3つあります。1つは「栄養不足」で、食べる量が少ないから鉄分が少ないという場合です。2つめは「生理の量が多い」、3つめは胃潰瘍や大腸ポリープなど胃や腸から出血している場合です。

坂下さんの場合は2番目が原因と考えらるので、婦人科の受診が必須。生理の量が多いだけなのか、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気があって多いのかを調べなければなりません。

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