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神経ブロックで頭痛を治すペインクリニックとは

耐えられないほどの頭痛には、ペインクリニックでの神経ブロックという治療法の選択肢もあります。痛みの伝達を遮断してしまう神経ブロックの効果について、詳しく見ていきましょう。『駆け込みドクター』の「頭痛の悩みを解決SP」で紹介されていました。



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神経ブロックで頭痛を治すペインクリニック

神経ブロックが痛みの悪循環を止める

ペインクリニックで治療にあたるのは麻酔科の医師。麻酔の技術を活かし、腰痛・関節痛・頭痛など、痛みを取りのぞく治療を行っています。日本ペインクリニック学会認定医は、全国におよそ1,500人。痛みを取りのぞくペインクリニックとは、どんな治療を行っているのでしょうか?

痛みには「痛みの悪循環」といって、痛みがグルグル回って悪循環する性質があります。痛みがおきると痛みの周辺の筋肉が緊張。血の巡りが悪くなると老廃物が溜まることになります。すると、さらなる痛みを引き起こす物質が分泌されてしまうのです。

この痛みの悪循環を止めるのが、ペインクリニックの神経ブロック。ペインクリニックで痛みをおこしている神経に麻酔薬を少し入れると、その部位の血の巡りがよくなります。すると、溜まっていた老廃物が流されて血の巡りがよくなり、痛みを引き起こす物質が分泌されなくなるのです。

偏頭痛の神経ブロックは首に注射

神経ブロックとは、神経の伝達を遮断・ブロックしてしまうこと。痛みに関係している神経のところに、注射をして麻酔の薬を入れているのです。

頭痛の場合、その症状により注射する場所はさまざま。頭が痛ければ、その部分に神経ブロックの注射を刺します。

たとえば偏頭痛の神経ブロックであれば、首の根っこに自律神経があるため、そこに麻酔をかけるために注射。緊張型頭痛であれば、脊髄から出た神経が頭の外を這い上がっていくので、その根元に針を刺すこともあります。


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神経ブロックは脳に電流が走る

神経ブロックの注射による痛みは瞬間的。とはいえ神経に針を刺すわけですから、その瞬間は脳に電流が走るといいます。しかし、注射する痛みよりも頭痛のほうがキツイ患者さんが来るので、その痛みはそんなに気にする必要はないようです。

ペインクリニックは、もともと頭痛に限らず腰痛やひざの痛みなどに適用されています。いったん痛みのメカニズムを断つことで、痛みから解放されるというものです。

ペインクリニックは抜本的な治療ではありません。しかし、痛みと上手に付き合うことで質の高い生活が送れるようになります。ひどい頭痛が治らないという人は、検討するのもよいかもしれません。

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■『駆け込みドクター』
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