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首ストレッチが頚性頭痛を悪化させる可能性アリ

首のストレッチをすると、かえって頭痛の症状が悪化することがあります。その典型的な例が「頚性頭痛」です。何気なくやっている首ストレッチが、知らず知らずのうちに頭痛を悪化することがあります。首のストレッチで頭痛が悪化してしまうという頚性頭痛について、詳しく見ていきましょう。



首ストレッチが頚性頭痛を悪化させる可能性アリ

首のストレッチで頚性頭痛が悪化

10年前に頚性頭痛を発症して、間違った対処法で悪化させてしまった57歳の女性がいます。その痛みは頭の周りで大きな鐘を連打されているような、響くような痛みでした。

頚性頭痛が出始めた当初、肩こりが出ると頭痛が始まることから、肩のこりをほぐすための首のストレッチを行っていました。しかし、この首のストレッチこそ頚性頭痛を悪化させる要因なのです。

頚性頭痛とは、肩こりから首の神経が障害をおこし、その刺激が脳に伝達。頭全体を締め付けられるような激しい痛みが長時間続く頭痛。ポイントは原因が血管ではなく神経にあることです。

安易に首ストレッチを行うのは危険

頚性頭痛で首にコリを感じた人は、なんとかそれをほぐそうとしてしまいがち。なかでも、もっともやってはいけないNG対処法が、首をストレッチしようと「ぐるぐる動かす」ことです。

じつは首のストレッチは、頚性頭痛には逆に負担になってしまいます。首のストレッチはコリには効果的ですが、首の神経には負担がかかってしまうからです。神経が原因の頚性頭痛は悪化しやすくなります。

このため、ふだんから肩こりがある人が頭痛を感じたら、安易に首のストレッチを行うのは危険。頭痛専門医指導のもと、適切なストレッチを行う必要があります。頚性頭痛がよくおこるのは50歳を超えてから。該当する年齢の人は注意しましょう。

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