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市大ストレッチには脳を若返らせる効果があった

学生たちの健康を目的として医学的に考え出された大阪市立大学オリジナルのストレッチが「市大ストレッチ」。イスに座って実践できる6つの動きで構成される簡単なストレッチです。そんな市大ストレッチには脳を若返らせる効果があります。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



市大ストレッチには脳を若返らせる効果があった


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市大ストレッチに脳を若返らせる効果

市大ストレッチは音楽に合わせて6つの動きを行います。まずは肩を上下させるペンギン肩ほぐし、続いて腰に当てた手を前後に動かすペリカン背中ほぐし、そして横に広げた手を上げるバンザイ肩甲骨ほぐしです。

さらに、前に伸ばした両腕のひじを後ろに引くローイング全面伸ばし、頭だけ前に伸ばすニワトリ首伸ばし、最後は前傾姿勢でひじからクロールするマエケン体操。最後にもう一度、ペンギン肩ほぐしで終了です。

市大ストレッチはおもに肩こりに効果的ですが、じつは脳を若返らせる効果もあります。実際に20~60代の男女10名で、実際に効果があるのか検証してみました。まずは脳年齢をチェックからです。


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市大ストレッチで全身の血流が改善

画面に不規則に表示される数字を、できるだけ速く順番にタッチしてもらいます。そして、その反応速度から脳年齢を測定するのです。54歳の女性が脳年齢をチェックすると、測定結果は60歳でした。

ここで市大ストレッチを2分ほど実施。再び脳年齢を計測すると、測定結果が50歳と10歳も若返ったのです。検証の結果、市大ストレッチをすることによって10名中5名の脳年齢が若返りました。このほか2人は変わらずという結果です。

これは市大ストレッチで体を動かすことによって全身の血流が改善。脳の反応速度が向上したと考えられます。加えて、体だけでなく脳を含めた全身のリフレッシュ効果があるため、脳年齢が若返ったと考えられます。

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