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肺ストレッチは吸う筋肉と吐く筋肉に分けて実践

肺は自らの力で空気の出し入れを行えません。胸郭にある呼吸筋が収縮することで、縮んだり膨らんだりしています。このため、呼吸筋が硬くなると浅い呼吸となってしまうのです。このため、呼吸筋はふだんから肺ストレッチすることで柔らかくしておく必要があります。肺ストレッチのやり方を見ていきましょう。



肺ストレッチは吸う筋肉と吐く筋肉に分けて実践

肺ストレッチはストレスを和らげる

自然と呼吸の回数を減らしてくれる肺ストレッチは、東日本大震災のあとの宮城県の小学校で行われたケースでは、1週間続けただけで1分間あたりの呼吸が22.9回から20.6回に減少。ストレスを和らげることができました。

もちろん、元気な人や高齢者でも効果が出ることが確かめられています。高齢者70名を対象にしたケースでは、3か月の肺ストレッチのトレーニングで安静時の呼吸回数が1分間あたり14.81回から14.04回に変化しました。

わずかな変化のように見えますが、1日での呼吸回数では千回以上の減少になるのです。また、アメリカでも呼吸回数を抑える肺ストレッチによって、ストレスが平均30%も減ったという事例もあります。

肺ストレッチは吸う筋肉と吐く筋肉

さっそく肺ストレッチのやり方を見ていきましょう。肺ストレッチは吸う筋肉と吐く筋肉に分けて行うのがポイントです。

まずは吸う筋肉の肺ストレッチから。胸の高さで両手を軽く組み、鼻から息を吸いながらなるべく手を前へ突き出します。背中は逆に、思いっきり後ろへ伸ばしてください。吸いきったら息を吐きながら手を戻します。息を吐くときは鼻からでも口からでも構いません。

続いては吐く筋肉の肺ストレッチ。両手をお尻の上で軽く組んで、あごを上げて息を吐きながら、斜め下へ思いきり伸ばしていきます。上体は動かさないように注意しましょう。毎日、同じ時間にやる習慣をつけると効果的です。

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