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歯周病の原因を完全除去する治療法が見つかった

歯周病の原因となるプラークが、歯周ポケットに残って歯石に変化すると歯茎で炎症が発生。歯周病が引き起こされます。そんな歯周病の原因のプラークを完全に除去する治療法が見つかりました。それが「3DS」という治療法です。詳しく見ていきましょう。『世界一受けたい授業』で紹介されていました。



歯周病の原因を完全除去する治療法が見つかった

歯周病の原因は細菌の塊のプラーク

20代の7割の人がかかっているのが歯周病です。その割合は30~50代になると8割、60代になると9割にも上ります。歯周病は以前は歯槽膿漏と呼ばれていたもの。じつは歯周病は、歯を失う原因の4割以上を占めています。

毎日歯を磨いていても、磨き残しなどで細菌の塊であるプラークが歯周ポケットといわれる歯と歯茎のあいだに残り、数日で歯石に変化。これが原因となって、歯茎が炎症をおこして歯周病を引き起こします。

すると、歯茎から出血する歯肉炎や、健康な歯が抜け落ちてしまうことに…。そんな歯周病はこれまで、完全な治療が難しいといわれてきました。しかし2016年、その原因となるプラークを完全に除去できる治療法が見つかったのです。

歯周病の原因となるプラークを除去

それが「3DS(Dental Drug Delivery System)」。これは自分の歯型で作ったマウスピースの内側に殺菌作用のあるペースト状の薬を塗り、1日1回、5分間ほど装着するという治療法です。

これまでは歯にダイレクトに薬を塗っても薬液が落ちてしまいました。これでは薬の効果が長続きしません。しかし、3DSではマウスピースをすることで歯周ポケットに薬がとどまり、歯周病の原因にしっかりと効くのです。

実験ではおよそ3か月間の使用で歯周病の原因となるプラークが除去され、歯周ポケットが正常化されました。現在、全国300以上の歯科医院で、マウスピースを使った3DSの歯周病治療が受けられます。

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