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関節リウマチの治療は新薬登場で選択肢が広がる

関節リウマチは新薬が次々に登場して、治療の選択の幅が広がっています。しかも関節リウマチの治療に使われる新薬は関節の破壊を抑える効果が高く、患者の生活の質が大幅に改善しているのです。ただし、関節リウマチの治療薬には副作用もあります。関節リウマチの治療について詳しく見ていきましょう。



関節リウマチの治療は新薬登場で選択肢が広がる

関節リウマチの治療に生物学的製剤

関節リウマチの発症は40~60歳が中心。患者は女性が多いのが特徴です。関節の痛みや腫れに加えて、関節が壊れて変形するなど、生活に支障が出る場合があります。その昔は寝たきりになってしまう人も多かったものでした。

それが、この十数年で関節リウマチの治療に効果のある新薬が次々に登場。具体的には、1999年に抗がん剤のメトトレキサートが関節リウマチでも承認。2003年以降、関節の破壊を抑える効果が高い生物学的製剤という新薬が次々と承認されました。

関節リウマチの治療に使われるメトトレキサートは、患者の約7割で痛みや腫れが軽くなったと報告されています。ただし、腎障害や慢性肝疾患などがあれば、副作用が強く出る可能性があって使えません。

関節リウマチの治療効果が見られなければ、生物学的製剤の投与を加えます。以前は症状の悪い人に使っていましたが、現在は少し悪いという人にも使うようになりました。

関節リウマチの治療で感染症になる

2013年には、関節リウマチの原因のひとつである過剰な炎症反応を抑えるトファシチニブが承認。従来の薬が関節リウマチの治療に効かない患者に効果が出る可能性があります。

ただし、関節リウマチの治療に使われる新薬は感染症になりやすくなる副作用があります。服薬で免疫力が抑えられるためです。日本人の場合、健常者に比べて1.7~2.0倍リスクが高まるといいます。

生物学的製剤の場合、免疫細胞で封印されていた結核菌が動き出し、発症することがあります。見つかれば結核の治療を先行させ、3~4週間後から生物学的製剤を使い始めたりします。

新薬のトファシチニブの治験では、多重がんが見られました。承認した厚生労働省は、製薬会社に市販後調査を求めています。調査に協力する学会は、がん患者には使わず、がん治療歴のある人なども避けた方が望ましいとしています。

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