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偏頭痛が治らない原因は「薬の飲みすぎ」だった

偏頭痛が治らない原因は、薬の飲みすぎかもしれません。偏頭痛が治らないからとだんだん強い薬に頼るようになると、脳は痛みに対して過敏になる一方で、薬は効きにくくなるもの。薬物乱用頭痛となってしまうこともあるのです。それでも頭痛が治らないという人は予防薬を服用する選択肢もあります。



偏頭痛が治らない原因は「薬の飲みすぎ」だった


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頭痛が治らない原因は薬の飲みすぎ

本人でないとなかなかわからないのが偏頭痛の痛み。ほとんどの人は、頭痛薬を手放せなくなります。市販薬で効けばよいのですが、それでも偏頭痛が治らない場合は病院で処方された強い薬を、市販薬と混ぜて飲む人いるのです。

偏頭痛の人は「薬の飲みすぎ」がとくに危険。頭痛になるのが恐いからといって薬を飲み続けると悪循環に陥ってしまいます。しかし、それがかえって偏頭痛を治らないようにしていることもあるのです。

度が過ぎると、典型的な「薬物乱用頭痛」となってしまいます。薬を飲みすぎると、脳が痛みに対して敏感になってしまって、余計に痛みを誘発したり、かえって頭痛が治らない原因となってしまうのです。


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偏頭痛が治らないからとより強い薬

薬物乱用頭痛とは、鎮痛剤などの飲みすぎで頭痛が慢性化してしまうこと。薬を飲みすぎると脳は痛みに対して過敏になり、反対に薬は効きにくくなってしまいます。偏頭痛が治らないからとより強い薬に頼って、悪循環に陥ってしまうのです。

薬には正しい用量というものがあります。頭痛薬でいえば、月に10回くらいまでが目安です。それ以上飲むと、薬の飲みすぎといわざるをえません。

それでも飲まないと偏頭痛が治らないという人には、病院で処方される予防薬を服用するという方法があります。予防薬が脳の過敏性を抑えてくれるので、元の状態の偏頭痛に戻してくれるのです。そうして、鎮痛剤は痛みがひどいときだけ飲むようにすれば、薬が元のように効くようになります。

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