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感染性心内膜炎で問題になっている歯周病の症例

感染性心内膜炎で最近、問題になっているのが歯周病菌が原因となる症例。日本人の成人の8割が持っているといわれる歯周病菌が、心臓に近い口の傷から侵入することで、心臓が十分に血液を送れなくなってしまう感染性心内膜炎になってしまうのです。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。



感染性心内膜炎で問題になっている歯周病の症例

感染性心内膜炎で危険な状態だった

東京都在住の47歳の男性は、リンゴに付いた血で歯ぐきからの出血を発見しました。これまで虫歯や歯周病の治療でたびたび歯科通いをしていた男性。しかし、ここ数年は仕事が忙しくて、まったく治療に行っていませんでした。

そんなある日のこと、高熱で床に伏した男性。単なる風だと思っていましたが、そのころ激しい息切れや疲労感に襲われていたため、病院の内科で受診することにしました。すると、医師から感染性心内膜炎で緊急入院することを告げられたのです。

感染性心内膜炎は、細菌が心臓の弁に付着して、弁がうまく動かなくなったり炎症をおこしてしまったりする危険な病気。男性は緊急手術を受けて事なきを得ましたが、その結果、心内膜炎をおこした雑菌が判明したのです。

感染性心内膜炎の原因は歯周病菌

感染性心内膜炎の原因は歯周病菌でした。最近問題になっているのが、心臓から近い口の中の傷から、歯周病菌が入り込んで心内膜炎をおこす事例です。心臓の弁に付いた塊は、なんと歯周病菌なのでした。

男性の場合は、歯周病が進行して歯ぐきから出血。傷口から歯周病菌が血管に入り込んで、心臓へたどり着いたのです。通常は免疫が歯周病菌を退治しますが、疲れなど免疫力が落ちてしまうと、心臓へ届いてしまうのです。

男性が熱を出したのは、全身に歯周病菌が蔓延して免疫体が戦っていたため。また、息切れや疲労感は心臓を動かす便が正しく動かないため、酸素を運ぶ血液が正しく循環しないためにおきていたのです。

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