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アデノイド顔貌(がんぼう)であごが下がる理由

人間は本来、鼻呼吸が基本です。鼻で呼吸をすると、吸った空気が湿り、鼻粘膜や鼻毛でほこりや細菌を吸着できます。口呼吸ではそれができないので風邪をひきやすくなるほか、さまざまな不調の原因となるのです。気をつけないと、アデノイド顔貌(がんぼう)になる可能性もあります。



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アデノイド顔貌(がんぼう)であごが下がる理由

アデノイドと呼ばれる咽頭扁桃が肥大

口呼吸が単なる習慣でなっているだけなら、あまり心配はいりません。ただ、慢性的に鼻が詰まっているなら治療したほうがよいでしょう。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が原因の場合、治療で症状が良くなれば口呼吸も治ります。

一方、口呼吸が鼻の奥にあるアデノイドと呼ばれる咽頭扁桃の肥大が原因となっている場合もあります。通常、アデノイドは生まれてから徐々に大きくなるものです。

しかし、乳幼児は免疫系が弱く、感染症などから身を守るために肥大するといわれています。肥大すると空気の通り道をふさぎ、鼻づまりの原因になるというわけ。5歳前後で最大になり、小学校高学年ごろになると次第に小さくなります。

アデノイド顔貌は口が半分開いた顔

アデノイド肥大は、内視鏡の検査ですぐに判明するもの。また「アデノイド顔貌(がんぼう)」といって、下あごが下がり、いつも口が半分開いた顔つきになるという特徴もあります。

なお、アデノイド肥大では閉塞性睡眠時無呼吸症になることがあります。これが発育不良、異常行動などを招く恐れが指摘されているのです。成長してもアデノイドの肥大が続くなら、切除手術を考えてもよいでしょう。

アデノイド肥大が原因でない習慣的な口呼吸の場合は、ふだんから口を閉じさせるなど鼻呼吸を意識させることが肝心。口や舌の筋肉を鍛える方法もあります。ゆっくり「あ・い・う・べ」と口を動かす「あいうべ体操」などが効果的です。

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