胃にやさしい食べ物で「胃バテ」を解消する

冷たいものやアルコールの摂りすぎると、胃の粘膜の血流が減って胃の働きが悪くなります。すると胃痛や胃もたれを発生。これを「胃バテ」と呼びます。そこで、胃バテを解消する胃にやさしい食べ物レシピを紹介しましょう。『駆け込みドクター！』で取り上げられていました。

胃にやさしい食べ物のキーワード

さっそく胃バテを解消する胃にやさしい食べ物レシピを紹介しましょう。胃の再生に重要なポイントは2つあります。1つは胃に負担をかけないこと、そしてもう1つが胃の粘膜を修復することです。

そして、そのキーワードとなるが「P」と「C」です。Pはプロテイン、すなわちたんぱく質、CはビタミンCを表します。この2つが胃の再生に欠かせません。胃にやさしい食べ物のキーワードです。

ちなみに、胃が弱っているときに控えたいのは「脂肪・油・海草・香辛料・塩・酢」です。さらに、肉や魚など消化に時間がかかるものは避けましょう。

胃にやさしい食べ物レシピ1品目は「PCスープ」です。しかも包丁は使わずに、すべて皮むき器で切って作れてしまいます。このレシピではPは牛乳、Cはたまねぎ・キャベツ・にんじん・かぼちゃです。

たとえばキャベツも、皮むき器で削っていけばそのまま千切り。とくにキャベツの芯は胃によいビタミンUが含まれている部位になります。これなら固い芯もおいしく食べられるというわけです。

キャベツやたまねぎ、かぼちゃ、にんじんをすべて皮むき器で切っていきます。みじん切りするより消化がよいだけでなく、短時間で煮えるというメリットもあるのです。なお、すりおろすと栄養素の損失が大きくなってします。

スープに使う野菜は1人前で100g前後。温めた200mlの牛乳に野菜を入れます。味付けは、小さじ1/2の鶏がらスープの素と少量の白こしょうです。3分ほど煮込めば完成です。胃にやさしい食べ物レシピができ上がりました。

胃にやさしい食べ物レシピ2品目は「PCゴーヤチャンプルー」です。Pはたまごと豆腐、豚ひき肉、Cはゴーヤとレモンになります。油や塩はいっさい使わず、白こしょうとだしのみの味付けです。

■材料（1人前）
たまご　1個
ゴーヤ　1/4
豚挽き肉　50g
木綿豆腐　1/2丁
かつお節　適量
レモン汁　適量
白こしょう　少々
鶏がらスープの素　小さじ1/2

ゴーヤを切るのも皮むき器。ひき肉と木綿豆腐を炒めて、和風だしと白こしょうで味付けします。ゴーヤを軽く炒めて、たまごでとじれば胃にやさしい食べ物レシピの完成です。仕上げにはレモンを一振りします。

胃にやさしい食べ物レシピ3品目は「PCレアチーズケーキ」です。Pはヨーグルトと牛乳、Cはオレンジとかぼちゃになります。

■材料（6個分）
白がゆ　250g
加糖練乳　130g
プレーンヨーグルト　大さじ5
かぼちゃ　100g
オレンジ果汁　50ml
牛乳　30ml
粉ゼラチン　5g
セリフィーユ　適量

まずは胃にやさしい食べ物の代名詞である白かゆを、泡だて器でなめらかになるまで混ぜます。そこに練乳とヨーグルト、ゆでてペースト状につぶしたかぼちゃを加えてください。

仕上げにオレンジの果汁を入れて、ゼラチンで固めれば完成。夏にオススメ、冷たくても胃にやさしい「PCレアチーズケーキ」。チーズは入っていませんが、食べるとチーズの風味がする胃にやさしい食べ物レシピです。おかゆと練乳とヨーグルトで、チーズのような風味が出るのです。

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