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寝るだけダイエットは眠りの質を上げるだけ

寝るだけダイエットをご存じですか? まさに寝るだけで痩せられる方法があるのです。その秘密は眠りの質。眠りの質を上げるだけで、食事制限などしなくても1年で10kgほど痩せる人もいるほどです。寝るだけダイエットのメカニズムを詳しく見ていきましょう。



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寝るだけダイエットは眠りの質を上げるだけ


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寝るだけダイエットのメカニズム

睡眠中は体内の脳下垂体という器官から、成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンには強力な脂肪分解力があります。一晩の分泌量で、300kcalの脂肪を分解・燃焼させるのです。これはご飯1.5杯分にあたります。体重に換算すると40g強。1か月で1.25kg、1年で15kgに相当します。

つまり、睡眠中にしっかり成長ホルモンが分泌されれば、1年で15kg痩せられるということ。逆に、眠りの質が悪いと成長ホルモンが分泌されにくくなります。成長ホルモンの分泌量が30%まで減少してしまうのです。

これが「寝るだけダイエット」のメカニズム。眠りの質がよくてしっかり成長ホルモンが分泌されている人は、分泌されにくい人と比べて10kgもダイエット体質であるということです


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寝るだけダイエットに不可欠なもの

それでは「寝るだけダイエット」はどのように眠りの質をよくすればよいのでしょう? 人間は睡眠中、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返します。レム睡眠は、体が休んでいても脳は起きているときとほぼ同じ活動している状態。ノンレム睡眠では脳が休みます。

そして、成長ホルモンの分泌にはノンレム睡眠が必要不可欠。このノンレム睡眠は寝てから3時間に多く出現します。就寝後3時間のノンレム睡眠のときにこそ、成長ホルモンはもっとも多く分泌されるのです。

また「寝るだけダイエット」には深夜12時前に就寝することも不可欠。というのも成長ホルモンは、夜中の2時に分泌量のピークを迎えるからです。成長ホルモンの分泌量のピークを逃さないようにしましょう。

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