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パニック障害の症状は心ではなく脳が引き起こす

突然、襲ってくることから「晴天のへきれき病」とも呼ばれる「パニック症」いわゆるパニック障害。パニック障害は、一般的に心の病と思われています。しかし、パニック障害の症状は心ではなく脳が引き起こすのです。『THEセンタク』で紹介されていました。



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パニック障害の症状は心ではなく脳が引き起こす


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パニック障害の症状は脳が引き起こす

パニック障害は先進国を中心に増えているといいます。日本人は33人に1人の割合で発症していますが、アメリカでは20人に1人が発症しているほです。

パニック障害の症状は、死の恐怖を感じるような激しい発作が頻繁におこり、その後は再発への不安が常にまとわりついてくるもの。現在は「パニック症」と呼ばれるようになっています。

じつはパニック障害の症状を引き起こすのは心ではありません。パニック障害の症状は脳が引き起こすのです。脳には扁桃体と呼ばれる恐怖や怒りなどを司る部位があります。パニック障害の症状は扁桃体の誤作動が原因といわれているのです。


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パニック障害の症状に遺伝的な要因

人間は予期せぬトラブルに遭遇すると扁桃体が刺激を受けて興奮。これが回りの部位に伝わって、動悸や冷や汗、呼吸が荒くなったりします。しかし、パニック障害は予期せぬトラブルに遭ったわけでもないのに平常時に扁桃体が突然、誤作動をおこして興奮。心臓がドキドキしたり、過呼吸がおこってしまうのです。

パニック障害の症状は、重い責任を伴う仕事であるとか孤立無援になってしまう仕事状況、締め切りに追われるなどのストレスなどが原因でおこります。ストレスをうまく解消できずに抱え込んでしまう、我慢強い人がかかりやすい病気です。

パニック障害の症状には遺伝的な要因もあります。親がパニック障害の場合には、3分の1から3分の2の割合で子どもにパニック障害の症状が出る統計もあります。

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