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脳卒中がおこりやすい浴室以外の意外な場所とは

脳卒中とは大きく分けて3つあります。脳の血管が詰まっておこる脳梗塞、細い血管が破れておこる脳出血、脳の表面の動脈にできたこぶが破れるくも膜下出血です。脳卒中がおこりやすい場所としてトイレ・浴室・玄関が知られていますが、ほかにも危険な場所が存在。はたしてその場所とは?



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脳卒中がおこりやすい浴室以外の意外な場所とは


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脳卒中の意外な場所とは寝室だった

冬は血圧が変動しやすく、脳卒中により注意が必要になります。もちろん、暖かい室内でも安心できません。室内で脳卒中がおこりやすい場所があるのです。

脳卒中の予防には、血圧の急激な上昇を防ぐことがもっとも大切。室内で血圧の上昇を招く場所は、寒暖差のあるトイレ・浴室・玄関です。

急に寒い場所に行くと、血管が収縮して血圧が上昇。脳出血を引き起こす可能性が高まります。できるだけ、寒暖差を少なくすることが肝心です。

さらに意外な場所にも脳卒中の危険があります。それが寝室。暖かい場所だからといっても安心できないのです。その理由は脱水にあります。


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脳卒中のリスクを高める脱水状態

たとえば8時間睡眠。昼間に8時間も何も飲まないとすると相当のどが渇くはずです。寝ている間は何も飲まない上に、膀胱におしっこは溜まるし寝汗はかくしで、寝起きはものすごい脱水状態なのです。

血液というのは塩水や砂糖水のような感じではなく、どちらかというとポタージュスープのようなもの。液体の中に赤血球や白血球が浮かんでいる、スープのような状態なのです。

それが薄く作ったサラサラのスープなのか、じっくり煮詰めたドロドロのスープなのかは、水分量で決まります。寝ている間の脱水状態というのは、血液をドロドロにして脳卒中のリスクを高めるのです。

このため、寝る前には適度な水分を摂ることが大切。加えて、寝起きにコップ1杯の人肌の温度のお水を飲むようにして脳卒中を予防しましょう。

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