突然死の原因は血管!EPAで動脈硬化を防ごう
突然死の原因となる心筋梗塞や脳卒中は、心臓や脳が悪くておこる病気ではありません。諸悪の根源は血管にあるのです。すなわち、健康な血管を作ることが突然死を防ぐことになります。『駆け込みドクター!』の「年間10万人が亡くなる突然死を防ごう」で紹介されていました。
突然死の原因は元をたどると動脈硬化
突然死とは、症状が現れてから24時間以内で亡くなることをいいます。その数は年間およそ10万人といわれ、1日およそ300人が突然死している計算です。死に直結する臓器は脳と心臓。とくに心臓は、突然死の6割以上を占めています。
そして、突然死の原因は元をたどると、血管の異常である動脈硬化によって引き起こされているのです。つまり、突然死を防ぐには動脈硬化を予防することが最重要課題になります。
そして、動脈硬化を防ぐもっとも手軽な方法が食べ物。そして、そのキーワードとなるのが「EPA(エイコサペンタエン酸)」なのです。
突然死の原因をEPAが解消してくれる
EPAは食物からしか取れない油のこと。青魚などに多く含まれています。このEPAが多く含まれている食べ物を食べることで、動脈硬化を防ぐことができるということ。つまり、突然死の原因をEPAが解消してくれるのです。
EPAはマグロの脂身に多く含まれています。お寿司のネタでいえばトロ。ほかにも、ブリやサンマ、イワシなどに多く含まれます。かつおは春に旬を迎える初鰹よりも、秋に旬を迎える戻り鰹のほうが脂がのってEPAが多いのです。
また、えごま油やアマニ油、オリーブオイルなども、EPAと同様の成分を含んでいます。植物油は加熱すると成分が失われるため、サラダのドレッシングやジュース、ヨーグルトに数滴を混ぜるのが効果的です。
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