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脳梗塞の大橋アナが選んだステント治療とは

2013年1月に脳梗塞を発症したテレビ東京アナウンサー大橋未歩さんでしたが、無事に一命を取り留めました。しかし、再発の恐怖から解放されたいと思いながらも、治療への道のりは厳しいものだったのです。



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脳梗塞の原因は右内頚動脈解離

大橋アナの脳梗塞の原因は「右内頚動脈解離(みぎないけいどうみゃくかいり)」。動脈解離の一般的な治療法は、血液が固まりにくくなる薬を飲みながら、自然に解離が治るのを待つ…というものです。しかし、大橋アナは半年間、薬を飲み続けたものの、解離は直らなかったのです。

残された方法は「手術」をするか「ステント治療」をするかのどちらかです。「手術」による方法は、首を切開して頚動脈の中の解離している部分を直接取り除いて血流を正常に戻す…というもの。一方の「ステント治療」による方法は、太ももや腕などの太い血管からカテーテルという細い管を入れ、血管が解離して狭くなっている場所をステントと呼ばれる金属の筒で広げる…というものです。

大橋アナがすすめられたのは「ステント治療」でした。非常に若い年齢であり、職業上も首に傷がつくのは問題があるから…という理由です。

脳梗塞再発の恐怖から解放された

こうして、脳梗塞発症から6ヶ月で大橋アナにステント治療を実施。狭くなっていた血管を約4cmのステントによって広げ、脳梗塞再発の恐怖から解放されたのです。もう一度、人生を与えられたような感じといいます。そして現在、8ヶ月間の休養を経て現場復帰。再び、健康を取り戻したのです。

ステント治療を行う際には、新たな血栓が飛ぶ可能性があります。とはいえ、血栓が多少飛んでも大丈夫なように、血栓を回収するネット上の器具を使用するもの。ただし、回収装置より大きい血栓が飛んだ場合には、あぶれてしまう可能性があるのです。

実際にステントを入れるときは、カテーテルから出た瞬間にパコッとステントが広がる仕掛け。このとき、開いた瞬間に患者は意識が遠のくとか。これは「頚動脈洞反射」というもので、頚動脈に強い刺激が加わると、神経の反射により血圧が下がって失神することがあるのです。

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