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下肢静脈瘤の症状で足がかゆくなる理由とは?

下肢静脈瘤の自覚症状は大きく3つ。「足がむくむ」「明け方に足がつる」「足がかゆい」というものです。静脈の多くには血液の逆流を防ぐ弁があります。この足の静脈の弁が壊れて、血液が逆流して血管がふくらむのが下肢静脈瘤です。『駆け込みドクター』で紹介されていました。



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下肢静脈瘤の症状で足がかゆくなる理由とは?


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下肢静脈瘤の足がかゆいという症状

下肢静脈瘤の足がかゆいという症状は、下肢静脈瘤で血液の循環が悪くなるために引き起こされます。皮膚の保湿機能やバリア機能が落ちて、ちょっとした刺激をかゆみとして感じてしまうのです。

下肢静脈瘤は放っておくと表面がこぶのように膨らんできたり、肌の色が黒ずんだりします。推定患者数は1千万人以上。下肢静脈瘤には、いったいどんな危険があるのでしょう。

下肢静脈瘤の重症例としては、足の潰瘍があります。足に潰瘍ができると、皮膚が欠損して中の肉がむき出しになるのです。かなりの痛みと歩行障害を伴います。また、足の血栓が肺や脳に飛んでおきるのが肺梗塞や脳梗塞。それらを引き起こす確率を高くするのが下肢静脈瘤です。


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下肢静脈瘤をペットボトルで予防

そんな下肢静脈瘤の予防法は、足の筋肉を強くすることも重要ですが、呼吸ポンプと呼ばれる呼吸による血液循環をよくすることも大切です。そこでおすすめが、ペットボトルを使った呼吸力アップ法になります。

2リットルの空のペットボトルを手元に用意したら、大きく息を吐きます。そして息を吸うときにペットボトルを口に当てて、一気に潰すのです。そのまま息を吐いて、今度はペットボトルをふくらませます。これを繰り返すのです。

ペットボトルで呼吸の負荷を上げることで、足の血液を心臓に戻す力がアップ。下肢静脈瘤の予防になるわけです。息を吸うと肺に血液が集まります。すると、足の血液が上に引き上げられるのです。吸うのも吐くのもどちらも大切。3セットに分けて、1日10回くらい繰り返すとよいでしょう。

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