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縦隔気腫(じゅうかくきしゅ)は自然治癒が基本

縦隔気腫(じゅうかくきしゅ)とは、左右の肺の間にあるスペースである縦隔に空気が入り込んだ状態のこと。袋状の肺胞が破れてしまい、肺から空気が漏れて発症します。軽度の縦隔気腫は自然治癒するもの。肺に高い圧力がかからないように喘息や咳止めの薬を飲むこともあります。



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縦隔気腫(じゅうかくきしゅ)は自然治癒が基本

縦隔気腫の症状は胸の痛みや呼吸困難

縦隔気腫は、背が高い人などに多い気胸と発症メカニズムは似ています。しかし、違っているのは空気が溜まる場所。気胸の場合は、胸腔内に空気が溜まります。縦隔気腫は縦隔という左右の肺の間です。

縦隔気腫は気胸と同じように、溜まった空気がまわりの組織を圧迫。胸の痛みや呼吸困難といった症状が出ます。

縦隔気腫は子どもの場合、喘息の発作をきっかけによくおこるもの。瞬間的に力を入れる激しい咳もきっかけになります。また、気胸になりやすい人は、漏れた空気が縦隔に入って縦隔気腫となる場合もあるのです。

縦隔気腫はとくに治療の必要はない

軽度の縦隔気腫はとくに治療の必要はありません。というのも、自然治癒することがほとんどだからです。安静にして肺に高い圧力がかかることを避ければ、2週間ほどでたまった空気がなくなるのが通常です。

とはいえ、喘息や激しい咳が原因で縦隔気腫を発症した場合は、その原因を抑える必要があります。このため、喘息が原因で発症した場合は喘息の薬、激しい咳が原因で発症した場合は咳止めの薬を服用します。

一般的に、縦隔気腫は比較的、再発することの多い病気。再発するのは喘息の発作を繰り返している人や、気胸になりやすい人がほとんどです。

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