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就寝4時間前の入浴で「夜間頻尿」が改善!

「頻尿」や「尿漏れ」など、加齢とともに増える「尿トラブル」。そのなかでも高齢化とともに急増しているのが「夜間頻尿」です。夜間頻尿とは、夜眠りについたあと、トイレに1回以上起きてしまう状態をいいます。2月25日放送『みんなの家庭の医学』の「若返り&長生きできる!3つの悩み解決SP」で紹介されていました。



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就寝4時間前の入浴で「夜間頻尿」が改善!


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夜間頻尿は転倒での骨折リスクが2倍

じつは、この夜間頻尿の推定患者数はおよそ「4,500万人」。「40代」でおよそ「40%」の人が、「80代」にもなると「90%以上」のほとんどが経験します。まさに「中高年の敵」ともいわれる尿トラブルです。

この夜間頻尿の人は、ない人に比べて転倒による骨折のリスクが「2倍」になるといわれています。高齢者の場合は最悪、そのまま寝たきりになってしまう可能性もあるのです。

じつは夜間頻尿とは、昼間に足にむくみとして溜まった水分が、夜に横になったときに体の中心に戻ることによって、おしっこがたくさん出るという状態です。


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夜間頻尿を防ぐ就寝4時間前の入浴

そもそも私たちの体は、加齢とともに足に余計な水分が溜まりやすくなります。この状態のままで就寝すると、溜まっていた余計な水分は、寝ている間に血流として心臓へ戻ってくるのです。このとき、心臓で血液中の水分量を測るセンサーが働いて、余計な水分を尿に変えてしまいます。その結果、寝ている間に膀胱に尿が溜まりやすくなり、夜間頻尿になるわけです。

そして、この足に溜まった余計な水分の解消に「お風呂」が効果的。湯船に体を浸けと水圧によって足に溜まっていた水分が心臓へ戻りやすくなります。このため、起きている間に尿として排出しやすくなるわけです。

問題はお風呂に入るタイミング。余分な水分が尿として外に出されるには、だいたい2~3時間は必要です。このため、就寝前の4時間くらいまでに入浴しておくと、足に溜まった水分を尿として出す効果が得られます。この「就寝4時間前の入浴」が排尿機能を若返らせ「夜間頻尿が改善」するのです。

■2月25日放送『みんなの家庭の医学』
【若返り&長生きできる!3つの悩み解決SP】

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