ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

理学療法教育におけるVR映像は学習満足度を高める

理学療法学生を対象とした実験で、従来の2D映像による指導と比べて、没入型の180°VR映像を用いた指導が学習満足度と技術受容性を向上させることが明らかになりました。ただし、短期的な学習成績への影響は限定的でした。



スポンサーリンク
理学療法教育におけるVR映像は学習満足度を高める

理学療法教育におけるVR映像で何が分かったか

没入型180°VR映像による教育指導は、従来の2D映像指導と比べて、学習者の学習満足度と新しい技術への受容性を有意に高めることが示されました。一方で、短期的な学習成績や学習動機づけへの明確な優位性は確認されませんでした。

理学療法教育におけるVR映像研究の概要

理学透視学部生52名(VR群28名、対照群24名)を対象とした無作為化比較試験です。両群ともに筋骨格系の4つの特殊テスト(回内円筒筋テスト、ホーキンス・ケネディテスト、イエルゴソンテスト、ニアテスト)に関する同一の教育内容を受けました。VR群はヘッドマウントディスプレイで没入型180°VR映像を視聴し、対照群は標準的なモニターで2D映像を視聴しました。各指導セッションは1日に4回、各回3~4分で実施されました。

評価項目は学習満足度を主要評価項目とし、技術受容性、学習動機づけ、12項目の小テスト成績を副次評価項目としました。介入前後に検証済みの質問票とクイズで測定され、分散分析(ANCOVA)で群間の差を検討しました。


スポンサーリンク

理学療法教育におけるVR映像研究の結果

ベースライン調整後、VR群は対照群と比べて有意に高い学習満足度(調整平均107.04対93.28)を示しました。技術受容性についても、VR群が有利である傾向が認められました(調整平均74.44対68.03)。

一方、短期的な学習成績(クイズ成績)では群間に統計的に有意な差は見られませんでした。学習動機づけについても、明確な群間の優位性は示されませんでした。

理学療法教育におけるVR映像の生活への示唆

この研究結果は、没入型VR映像が補足的な教育ツールとしての価値を持つことを示唆しています。VR映像は学習者の満足度を高め、新しい技術への抵抗感を減らす可能性があります。ただし、実際の技能習得や短期的な知識定着という観点からは、従来の映像教材と異なる優位性が明確ではありません。このため、VRは学習体験の質を向上させる補助的な手段として位置づけられ、実践的な技能教育には従来の指導法との組み合わせが重要と考えられます。

出典

JMIR medical education(2026 Aug 14)
Effects of an Immersive 180° Video-Based Virtual Reality Instructional Module on Learning Satisfaction, Technology Acceptance, Motivation, and Quiz-Based Learning Achievement in Undergraduate Physical Therapy Students: Randomized Controlled Trial.(PubMedで見る)

本記事は紹介した研究結果を分かりやすくまとめたものであり、特定の症状や病気に対する診断・治療を推奨するものではありません。健康上の不安がある場合は医師にご相談ください。本記事はAIによる翻訳・要約を活用して作成し、公開前に運営者が内容を確認しています。詳細は「制作プロセス開示」「免責事項」ページをご覧ください。

あわせて読みたい記事